小学生の親子留学はどう準備する?マレーシア親子留学の実体験から解説

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Seiwa Yanagi (Life Journey代表)

自身の留学・旅・海外就労の経験を活かし、2015年からこれまで5000人を超える世界中の留学生を支援してきました。「未来の留学を創造する」を理念に掲げ、多様な背景を持つ若者たちが、世界のどこでも自分らしく力強く生きられるようサポートを続けています。

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自身の留学・旅・海外就労の経験を活かし、2015年からこれまで5000人を超える世界中の留学生を支援してきました。「未来の留学を創造する」を理念に掲げ、多様な背景を持つ若者たちが、世界のどこでも自分らしく力強く生きられるようサポートを続けています。

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小学生の子どもに海外経験をさせたいと考えたとき、保護者の方の中には、「一人で留学させるのはまだ不安」「親も一緒に行ける留学方法はないのか」と感じる方も多いのではないでしょうか。

中学生や高校生であれば、寮生活やホームステイを通して単身で留学する選択肢もあります。しかし、小学生の場合は、生活面・健康面・精神面でまだ保護者のサポートが必要な場面も多くあります。

そのようなご家庭にとって選択肢の一つになるのが、親子留学です。

親子留学では、子どもが海外の学校に通いながら、保護者も現地で生活を支えることができます。子どもにとっては、海外の学校生活に挑戦しながらも、身近に親がいる安心感があります。一方で、保護者にとっては、学校選び、住まい探し、ビザ、生活環境、費用、医療、現地での移動など、事前に考えることが多い留学スタイルでもあります。

この記事では、マレーシア・クアラルンプールで1年間の親子留学をした小学5年生のりつきくんと、お母様の由美子さんの体験談をもとに、小学生の親子留学で考えておきたい準備・国選び・現地生活のリアルについて紹介します。

参考元:りつき君とお母様の親子留学インタビュー記事はこちら

小学生の長期留学では「親のサポートが必要か」を考えることが大切

小学生で長期留学を考えるとき、最初に考えたいのは、子どもが海外でどのくらい自分で生活できるかという点です。

英語に興味がある、海外の学校に行ってみたい、外国の文化に触れたい。子ども自身に前向きな気持ちがあることは、とても大切です。

ただし、小学生の場合は、気持ちだけでなく生活面のサポートも必要になります。食事、睡眠、体調管理、学校への通学、生活マナー、困ったときの相談など、親が近くにいることで安心できる場面も少なくありません。

由美子さんは、親子留学を選んだ理由について、小さいうちにいろいろな文化や人種に触れてほしかったこと、グローバルな視野を持ってほしかったことをお話ししています。

その一方で、小学生はまだ親に甘えられる場所が必要で、健康的な食生活や一般的なマナーなども親から学ぶ必要があるため、親子留学を選んだと話しています。

この考え方は、小学生の留学を検討するうえでとても参考になります。

小学生の留学では、英語力を伸ばすことだけを目的にするのではなく、子どもが安心して海外生活に慣れていける環境かどうかを見極めることが大切です。

一人で海外に行くことで大きく成長できる子もいますが、年齢や性格によっては、親がそばにいる方が安心して学校生活に集中できる場合もあります。

※小学生の留学では、「英語を学べるか」だけでなく、「生活面をどう支えるか」も重要な判断ポイントです。

関連記事:親が忙しくても子供だけで海外経験を|小学・中学・高校生だけで短期留学

親子留学の国選びでは、生活のしやすさも大きな基準になる

親子留学では、学校の内容だけでなく、保護者が現地で生活しやすいかどうかも大切です。

子どもが学校に通っている間、保護者も現地で生活することになります。そのため、治安、住まい、食材、医療、交通、時差、日本との連絡の取りやすさなども、国選びの基準になります。

由美子さんは、留学先としてマレーシア・クアラルンプールを選んだ理由について、最初に考えた条件は、共用語が英語で、日本との時差が少ないことだったとお話ししています。

また、父親と連絡が取りやすいこと、東京から直行便があること、北米ほどの時差ではないことから、シンガポールかマレーシアに絞ったそうです。そのうえで、学費や生活費の面から、最終的にマレーシアを選んだと話しています。

この体験から分かるのは、親子留学の国選びでは、「英語圏だから良い」「有名な国だから安心」という単純な判断だけではなく、家族全体の生活を考える必要があるということです。

たとえば、時差が大きい国では、日本に残る家族との連絡が取りにくくなる場合があります。航空便が少ない国では、一時帰国や緊急時の移動に不安が残ることもあります。生活費が高い国では、長期滞在の負担が大きくなることもあります。

一方で、マレーシアのように、英語環境に触れられ、日本との時差が少なく、比較的生活費を抑えやすい国は、親子留学の候補として考えやすい場合があります。

ただし、どの国にも良い面と注意点があります。大切なのは、子どもの学校環境と、家族の生活環境の両方を見て判断することです。

関連記事:2026年の小学生向け日本人に選ばれるおすすめ国ランキングTOP5

親子留学の準備は想像以上に時間がかかる

親子留学を考えるとき、早めに動き出した方がよい理由の一つが、準備に時間がかかることです。

短期のサマーキャンプであれば、プログラム申し込み、航空券、保険、持ち物準備などが中心になります。

関連記事:おすすめホームステイ短期留学プログラム10選|小学・中学・高校生夏休み留学

しかし、親子留学で現地に長く滞在する場合は、それに加えて学校選び、入学手続き、住まい、ビザ、現地での移動、通信環境、医療、保険など、多くの準備が必要です。

由美子さんは、留学準備にかかった時間について、かなり急いで準備して半年かかったとお話ししています。通常は、半年から1年くらいかかると思うとも話しています。

また、留学を考え始めた段階でまずマレーシアへ行き、学校などを視察したそうです。その後、学校へ入学申し込みを行い、オンラインでテストを受け、合格通知をもらい、ビザ申請に必要な書類を揃え、航空券を予約し、引っ越し準備を進めたと話しています。

この流れを見ると、親子留学は「行きたい」と思ってすぐに出発できるものではなく、段階的な準備が必要な留学だと分かります。

特に、小学生の留学では、子どもの学校選びだけでなく、保護者の滞在環境も同時に整えなければなりません。

住まいは学校から通いやすい場所か。日用品や食材は手に入りやすいか。体調を崩したときに病院へ行けるか。保護者が現地で移動しやすいか。こうした生活面の準備が、実際の安心感につながります。

親子留学は、学校だけ決めれば完了するものではありません。

現地での生活を具体的にイメージしながら、早めに準備を始めることが大切です。

インターネットだけでは分からない現地情報もある

マレーシアへ親子留学中のりつきくん
マレーシアへ親子留学中のりつきくん

近年は、インターネットやYouTubeで留学情報を調べやすくなりました。学校の公式サイト、現地生活のブログ、動画、SNSなどを見れば、多くの情報を得ることができます。

しかし、親子留学では、ネット上の情報だけでは判断しにくいこともあります。

由美子さんは、留学エージェントに依頼せず、自分でインターネット検索やYouTubeを使って調べたとお話ししています。ただ、一つひとつを自分一人で進めたため負担が大きく、体調を崩すほど大変だったそうです。

また、今思えばエージェントを通して準備をすれば、自分の健康を犠牲にすることはなかったと思うとも話しています。特に、現地のローカルな情報はインターネットだけでは分からなかったとお話ししています。

この体験は、親子留学を検討している保護者の方にとって重要です。

学校のカリキュラムや学費は公式サイトで分かることがあります。しかし、実際のクラスの雰囲気、学年ごとの国籍比率、住みやすいエリア、通学のしやすさ、現地で困りやすい生活習慣、医療や保険の実感などは、ネットだけでは分かりにくいことがあります。

特に子どもを連れて海外に住む場合、細かな生活情報が安心につながります。

たとえば、学校周辺は安全か。日本食材は手に入りやすいか。病院は使いやすいか。習い事や放課後の活動はあるか。現地で困ったときに日本語で相談できる人はいるか。

こうした情報は、実際に現地を知っている人のサポートがあると、準備の負担を減らしやすくなります。

※親子留学は保護者の準備負担も大きいため、必要に応じて専門家に相談しながら進めることも大切です。

関連記事:Life Journeyが留学会社として選ばれる理由

学校生活では、良い面だけでなく戸惑う面もある

りつきくん(画像左)
りつきくん(画像左)

海外の学校生活と聞くと、自由で楽しいイメージを持つ方も多いと思います。

実際に、りつきくんは学校のカリキュラム、学べる内容、アクティビティーについて、マレーシアの方が良いとお話ししています。由美子さんも、学校のカリキュラムや学んでいる内容にはとても満足していて、充実していると話しています。

また、勉強以外のアクティビティーとして、アフタースクールアクティビティーが10種類くらいあり、スポーツ、プログラミング、手芸などに参加できるとお話ししています。

このように、海外の学校では、日本とは違う学びや活動に触れられることがあります。

一方で、りつきくんは、クラスメイトに不満が出るときもあるとお話ししています。日本人は学校のルールを守る生徒が多いけれど、海外ではルールを守らない生徒も多いと感じているそうです。

このような声は、海外の学校生活のリアルな部分です。

海外の学校は自由で楽しい反面、日本の学校とは授業中の雰囲気や生徒の態度、ルールの守り方が違う場合があります。子どもによっては、その違いに戸惑うこともあります。

海外の学校生活は、良い面だけでなく、日本との違いに向き合う経験でもあります。

そのため、留学前には「海外の学校は全部楽しい」「日本より必ず合う」と決めつけるのではなく、違いがあることを親子で話しておくと安心です。

日本の学校と同じ感覚で海外の学校を見ると、現地でギャップを感じることがあります。

関連記事:夏休み海外留学サマーキャンプで他の留学生と喧嘩になったりする?

英語力は伸びても、課題が残ることもある

親子留学を考える保護者の方にとって、英語力の成長は大きな関心事だと思います。

由美子さんは、りつきくんの英語について、リスニングはほぼ完璧になってきており、授業も8〜9割理解できているようだとお話ししています。

一方で、自分の言いたいことを100%言えるようになることが現在の課題だとも話しています。

この点は、とても大切です。

留学すると、英語を聞く機会は大きく増えます。授業、友達、先生、生活の中で英語に触れ続けるため、リスニング力が伸びやすい環境になります。

しかし、英語を聞き取れるようになることと、自分の考えを自由に話せるようになることは同じではありません。

自分の意見を伝える、質問する、友達に気持ちを説明する、授業で発表する。こうした力を伸ばすには、時間と練習が必要です。

留学すれば自然に英語が完璧になるわけではありません。

由美子さんも、これから留学する方へのメッセージとして、留学すれば自然と英語ができるようになると単純に言えるほど、言語習得は簡単ではないと思っておいた方がよいとお話ししています。

そして、最終的にどれくらい英語が上達したいのかという目標設定と、その目標に留学が合っているかが重要だと話しています。

これは、親子留学を検討するご家庭にとって非常に大切な視点です。

日常会話ができるようになりたいのか。学校の授業を英語で理解できるようになりたいのか。将来的に海外の大学や仕事につなげたいのか。目指す英語レベルによって、必要な期間や環境、サポートは変わります。

※親子留学を成功させるためには、「行くこと」だけでなく、留学後にどのような英語力を目指すのかを考えておくことが大切です。

関連記事:AI時代に小学生の内から英語を学んでおいた方が良い3つの理由

親子留学は「親子で一緒に努力する留学」でもある

お子様と親子留学した由美子さん
お子様と親子留学した由美子さん

親子留学というと、親がそばにいるから安心というイメージを持つ方も多いと思います。

確かに、保護者が現地にいることで、子どもは生活面で安心しやすくなります。体調が悪いとき、学校で困ったことがあったとき、生活の中で不安を感じたときに、親に相談できることは大きな支えになります。

しかし、親子留学は、親がすべてを整えてあげる留学ではありません。

由美子さんは、留学に行くことがゴールではなく、そこから親子で一緒に努力する強い気持ちが大切だとお話ししています。

この言葉から分かるのは、親子留学では、子どもだけでなく保護者も現地で学び続ける必要があるということです。

子どもは、英語で授業を受け、友達を作り、新しい学校生活に慣れていきます。一方で保護者は、生活環境を整え、学校と連絡を取り、子どもの変化を見守り、必要なときには支えます。

その中で、親子の会話も大切になります。

学校は楽しいか。授業は分かるか。友達関係で困っていないか。英語で何が言えるようになったか。何がまだ難しいか。

こうしたことを日々確認しながら、必要に応じて学習方法や学校生活の過ごし方を調整していくことが、親子留学では大切です。

親子留学は、子どもだけを海外に送るのではなく、親子で一緒に海外生活と向き合う経験です。

生活環境の違いも事前に知っておくと安心

海外で生活する場合、学校だけでなく日常生活の違いにも向き合うことになります。

由美子さんは、マレーシアでの生活について、生活環境は比較的安全で、物価も安く、生活はしやすいとお話ししています。

一方で、まだ発展途上国のため衛生面が少し悪いエリアもあり、公衆トイレなどがとても汚いこともあるため、そういう環境が苦手な方は向いていないかもしれないとも話しています。

このような生活面の違いは、親子留学では特に重要です。

子どもだけでなく保護者も現地で生活するため、日々の暮らしやすさは留学全体の満足度に大きく関わります。

食事は合うか。衛生面はどの程度気になるか。移動はしやすいか。住まいは快適か。日本の食材は手に入るか。病院や薬局は使いやすいか。

こうした点は、短期旅行では我慢できても、長く暮らすとなると大きな問題になることがあります。

国選びでは、学校の良さだけでなく、親子が毎日生活できる環境かどうかを確認することが大切です。

可能であれば、事前に現地を視察したり、現地生活を知っている人に相談したりして、生活のイメージを具体的にしておくと安心です。

まとめ

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小学生の親子留学は、子どもに海外の学校生活や英語環境を経験させながら、保護者が生活面を支えられる留学スタイルです。

りつきくんは、11歳・小学5年生で、マレーシア・クアラルンプールのアメリカンスクールに留学しています。由美子さんは、小さいうちにいろいろな文化や人種に触れてほしい、グローバルな視野を持ってほしいという思いから、親子留学を選んだとお話ししています。

一方で、親子留学には準備の大変さもあります。学校選び、ビザ、住まい、航空券、生活環境、医療、保険など、考えることは多くあります。由美子さんも、急いで準備して半年かかったこと、一人で情報収集や手配を進める負担が大きかったことをお話ししています。

また、海外の学校生活には、カリキュラムやアクティビティーの充実といった良い面がある一方で、クラスメイトとの関係や授業態度、国籍比率など、入学してみないと分からない部分もあります。

親子留学で大切なのは、「海外に行けば自然に英語ができるようになる」と考えすぎないことです。

どのくらいの英語力を目指すのか。どの国や学校が合っているのか。生活環境は親子に合っているのか。現地で困ったときに相談できる体制はあるのか。

こうした点を整理しながら準備することで、親子留学はより安心して挑戦しやすくなります。

小学生のうちに海外の学校生活を経験すること。
親がそばで生活面を支えられること。
英語だけでなく、多文化の中で学べること。
親子で一緒に海外生活へ向き合えること。

これらは、親子留学ならではの特徴です。

※親子留学を検討する際は、学校情報だけでなく、住まい・医療・生活費・ビザ・現地サポートまで含めて早めに確認しておくことをおすすめします。

Life Journeyでは、実際に留学を経験したご家庭の声を大切にしながら、お子さまの年齢や性格、英語力、保護者の希望に合わせた留学プランをご提案しています。

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