日本人が多い短期留学でも意味はある?体験談から考える英語環境の作り方

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この記事の監修者
Picture of Seiwa Yanagi (Life Journey代表)
Seiwa Yanagi (Life Journey代表)

自身の留学・旅・海外就労の経験を活かし、2015年からこれまで5000人を超える世界中の留学生を支援してきました。「未来の留学を創造する」を理念に掲げ、多様な背景を持つ若者たちが、世界のどこでも自分らしく力強く生きられるようサポートを続けています。

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Seiwa Yanagi (Life Journey代表)

自身の留学・旅・海外就労の経験を活かし、2015年からこれまで5000人を超える世界中の留学生を支援してきました。「未来の留学を創造する」を理念に掲げ、多様な背景を持つ若者たちが、世界のどこでも自分らしく力強く生きられるようサポートを続けています。

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子どもの短期留学やサマーキャンプを検討している保護者の方の中には、「せっかく海外に行くなら、日本人が少ない環境の方がよいのでは」と考える方も多いのではないでしょうか。

海外まで行って日本人同士で過ごしてしまうと、英語を使う機会が少なくなってしまうのではないか。日本語ばかり話してしまい、留学の意味が薄れてしまうのではないか。そのような不安を感じるのは自然なことです。

一方で、初めて海外へ行く子どもにとって、日本人がいる環境は安心材料になることもあります。困ったときに日本語で相談できる相手がいること、同じように緊張している友達がいること、生活面で不安を抱えすぎずに過ごせることは、初めての留学では大きな支えになります。

つまり、短期留学では「日本人が多いか少ないか」だけで良し悪しを判断するのではなく、その環境でどのように英語を使うかを考えることが大切です。

この記事では、GC TWU Campに参加したSayaさん、トロント・国際ジュニアサマーキャンプに参加したSakiさん、トロント・国際ジュニアキャンプに参加したKyokoさんの声をもとに、日本人が多い短期留学でも意味のある経験にするための考え方を紹介します。

日本人が多い環境は、初めての留学では安心材料になる

小学4年生で親なしで2週間の留学をしたSayaさん
小学4年生で親なしで2週間の留学をしたSayaさん

短期留学を考えるとき、保護者の方は「できるだけ英語だけの環境に入れたい」と考えることがあると思います。

もちろん、英語を使う機会を増やすという意味では、日本人が少ない環境に身を置くことは一つの選択肢です。周囲に日本語を話せる人が少なければ、自然と英語で伝える必要が出てくるため、英語を使う場面は増えやすくなります。

しかし、初めて海外へ行く子どもにとっては、日本人がいることが安心につながる場合もあります。

Sayaさんは、GC TWU Campに参加し、クラスには日本人の参加者が比較的多かったとお話ししています。また、キャンプ中は日本語で対応してくれる方がいたことで、安心して過ごせたとも話しています。

参考元:Sayaさんの留学体験談

このような環境は、英語だけを伸ばすという視点では物足りなく感じる方もいるかもしれません。しかし、小学生や初めて海外に行く子どもにとっては、まず現地で安心して過ごせることも大切です。

緊張や不安が強すぎると、英語を使うどころか、生活そのものが負担になってしまうことがあります。食事、寮生活、移動、アクティビティ、現地スタッフとのやり取りなど、初めてのことが多い環境では、安心できる存在があるだけで気持ちが落ち着きやすくなります。

日本人がいる環境は、必ずしも留学の妨げになるわけではありません。

特に低学年や初めて親元を離れる子どもの場合は、日本語で気持ちを伝えられる相手がいることで、ホームシックや不安を乗り越えやすくなることもあります。

※初めての短期留学では、英語環境の厳しさだけでなく、お子さまが安心して参加できる環境かどうかも確認することが大切です。

日本人が多いから英語を使えないとは限らない

Study abroad participants having fun during a boat party
トロントサマーキャンプで海外の人だけでなく、日本人とも英語で会話したSakiさん

日本人が多い短期留学でよくある不安が、「結局、日本語ばかり話してしまうのではないか」という点です。

確かに、日本人の友達が多い環境では、日本語を使いやすくなります。特に留学が始まったばかりの頃は、緊張や不安もあり、つい日本語で話したくなることもあるでしょう。

しかし、体験談を見ていくと、日本人が多い環境でも、時間が経つにつれて英語を使う場面が増えていくことがあります。

Sakiさんは、トロント・国際ジュニアサマーキャンプに参加し、自分が参加したときは日本人が多く、安心して過ごせたとお話ししています。一方で、日本人が多い中でも、日本語だけでなく英語を使って会話する場面もあったと話しています。

さらに、キャンプが始まったばかりの頃は日本語を使うことが多かったものの、慣れてくると、日本人の子と話すときでも英語で話すことが増え、食事やアクティビティの時間にも自然と英語を使うようになったそうです。

参考元:Sakiさんのトロントサマーキャンプ体験談

この変化は、日本人が多い短期留学を考えるうえで大切なポイントです。

日本人が多い環境でも、「英語を使ってみよう」という雰囲気があれば、英語を話す機会は作れます。

最初は日本語で安心しながら過ごし、少しずつ英語に切り替えていく。これは、初めて海外に行く子どもにとって自然なステップです。

特に、短期留学ではいきなり完璧な英語環境に入ることだけが正解ではありません。子どもによっては、最初に安心できる人間関係を作ることで、だんだん英語を使う勇気が出てくることもあります。

日本人が多い環境でも、何も意識しなければ日本語中心になってしまう可能性はあります。

だからこそ、出発前に「日本人の友達とも、少しずつ英語で話してみよう」と親子で話しておくことが大切です。

日本人が少ない環境では、英語を使う必要性が高まりやすい

一方で、日本人が少ない環境には、英語を使う必要性が高まりやすいという特徴があります。

Kyokoさんは、トロント・国際ジュニアキャンプに参加し、キャンプには南米やアジア、ヨーロッパなどから来ている生徒がいて、自分が参加したときは日本人が少なめだったとお話ししています。

日本人が少ない環境では、休み時間や授業中、アクティビティの中で、自然と英語を使う場面が増えます。

Kyokoさんは、クラスメイトが初めて会ったときからフレンドリーに話しかけてくれたことや、休み時間に好きなことや趣味、音楽や映画の話で盛り上がったことをお話ししています。

また、授業中もみんなが意見を出し合ったり、質問に答えたりする雰囲気があり、とても学びやすかったと話しています。

参考元:Kyokoさんのトロント・国際ジュニアキャンプ体験談

このような環境では、英語を使う場面が多くなりやすく、英語を「勉強」ではなく、相手と関わるための道具として使う感覚を得やすくなります。

ただし、日本人が少ない環境には注意点もあります。

英語を使う機会が多い分、最初の緊張や不安が大きくなる場合もあります。困ったときに日本語で相談できる人が少ないと、子どもによってはストレスを感じることもあるでしょう。

そのため、日本人が少ない環境を選ぶ場合は、お子さまの性格や英語力、海外経験の有無を見ながら判断することが大切です。

日本人が少ない環境は英語を使う機会を増やしやすい一方で、本人が安心して挑戦できるサポート体制も必要です。

日本人比率よりも「どう過ごすか」が大切

サマーキャンプ最後にコロンビアの友達とハグをするKyokoさん
サマーキャンプ最後にコロンビアの友達とハグをするKyokoさん

短期留学では、日本人比率が気になる方も多いと思います。

日本人が多い方が安心できるのか、日本人が少ない方が英語力につながりやすいのか。どちらを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。

しかし、体験談から分かるのは、日本人比率だけで留学の価値は決まらないということです。

Sayaさんは、日本人が比較的多い環境で、日本語サポートもあり、安心して過ごせたとお話ししています。また、保護者様は、英語のスキルアップという意味では大きな変化は感じにくいものの、夏休みの体験としては有意義だったとお話ししています。

参考元:Sayaさんの留学体験談

Sakiさんは、日本人が多い環境でも、慣れてくるにつれて英語を話す時間が長くなり、ジェスチャーを使ってでも海外の方と話せるようになったとお話ししています。

参考元:Sakiさんのトロントサマーキャンプ体験談

Kyokoさんは、日本人が少ない環境で、さまざまな国の生徒と話し、それぞれの国の文化や学校生活を知ることができたとお話ししています。

参考元:Kyokoさんのトロント・国際ジュニアキャンプ体験談

このように、同じ短期留学でも、環境や本人の過ごし方によって得られるものは変わります。

日本人が多い環境では、安心感を持ちながら海外生活を体験しやすくなります。日本人が少ない環境では、英語を使う必要性が高まり、海外の友達と関わる機会が増えやすくなります。

どちらが良いかは、お子さまの目的や性格によって変わります。

初めて海外に行く小学生であれば、日本人の友達や日本語サポートがある環境の方が安心できるかもしれません。すでに海外経験があり、もっと英語を使いたい子であれば、日本人が少ない環境の方が刺激になる場合もあります。

大切なのは、日本人が多いか少ないかではなく、その環境で子どもが何に挑戦するかです。

日本人の友達がいるからこそ挑戦しやすいこともある

短期留学では、日本人の友達がいることで安心し、そこから一歩外に出やすくなる場合があります。

たとえば、初めてのアクティビティに参加するとき、海外の友達に声をかけるとき、食堂で席に座るとき、寮で過ごすときなど、子どもはさまざまな場面で小さな緊張を感じます。

そのときに、日本人の友達が近くにいると、気持ちが落ち着きやすくなります。

Sayaさんは、小学4年生で親なしで2週間参加し、途中でホームシックになったようですが、低学年同士の友達と助け合いながら楽しく過ごせたと、保護者様がお話ししています。

参考元:Sayaさんの留学体験談

このように、年齢が低い子どもにとっては、同じような立場の友達がいることが大きな支えになります。

もちろん、短期留学の目的は日本人同士で固まることではありません。しかし、最初から無理に一人で海外の友達の輪に入ろうとしなくても、安心できる友達と一緒に少しずつ挑戦するという方法もあります。

たとえば、日本人の友達と一緒に海外の友達へ話しかける。アクティビティで同じチームになった人に簡単な英語で声をかける。食事のときに英語で一言だけ話してみる。そうした小さな行動から始めることもできます。

短期留学では、いきなり大きな変化を求めすぎる必要はありません。

子どもが安心できる土台を持ちながら、少しずつ英語環境に入っていくことも、意味のある経験です。

日本語サポートは「甘え」ではなく安全面の支えになる

短期留学では、日本語サポートがあるプログラムもあります。

保護者の方の中には、日本語サポートがあると英語を使わなくなるのではないかと心配する方もいるかもしれません。

確かに、何でも日本語で済ませてしまうと、英語を使う機会は少なくなります。しかし、日本語サポートは必ずしも英語学習の妨げになるものではありません。

特に小学生や初めての海外留学では、体調不良、ホームシック、生活面の困りごと、スタッフへの相談など、日本語で正確に伝えられる環境が必要な場面もあります。

Sayaさんは、キャンプ中に日本語で対応してくれる方がいたことで安心して過ごせたとお話ししています。

参考元:Sayaさんの留学体験談

このようなサポートは、子どもが現地で安全に過ごすための支えになります。

英語を使う挑戦と、日本語で相談できる安心感は、両立できます。

大切なのは、日本語サポートを日常会話の逃げ道にするのではなく、本当に困ったときの相談先として活用することです。

出発前に、親子で次のように話しておくとよいでしょう。

普段の挨拶や簡単な会話は英語で挑戦する。
アクティビティではできるだけ英語を使ってみる。
体調が悪いときや困ったときは、無理せず日本語で相談する。
日本人の友達とも、少しずつ英語で話してみる。

※日本語サポートがある場合でも、英語を使う場面と日本語で相談する場面を分けて考えることが大切です。

英語環境を作るために、出発前に決めておきたいこと

日本人が多い環境でも、英語を使う機会を増やすことはできます。

そのためには、出発前に親子で簡単な目標を決めておくことがおすすめです。

たとえば、次のような目標です。

1日1回は海外の友達に英語で話しかける。
日本人の友達とも、食事中に英語で一言話してみる。
分からないときは「分からない」と英語で伝える。
アクティビティの感想を英語で言ってみる。
帰国後に、英語で話せたことを親子で振り返る。

大きな目標でなくても構いません。

短期留学では、数週間で英語力が劇的に伸びるとは限りません。特に日本人が多い環境では、英語だけで生活する時間は限られる場合もあります。

しかし、英語を使うことへの抵抗が減ったり、海外の人と話す楽しさを知ったり、次はもっと英語を使いたいと思えたりすることはあります。

短期留学の成果は、英語力の伸びだけではなく、英語を使う姿勢の変化にも表れます。

Sakiさんも、留学が始まってから最初の2日間くらいは日本語を使うことが多く、英語を使うことはほぼなかったものの、だんだん慣れるうちに英語を話す時間が長くなり、ジェスチャーを使ってでも海外の方と話せるようになったとお話ししています。

参考元:Sakiさんのトロントサマーキャンプ体験談

このような変化は、短期留学だからこそ得られる大切な経験です。

日本人が少ない環境を選ぶ場合の注意点

日本人が少ない環境を選ぶ場合は、英語を使う機会が増えやすい一方で、子どもにとって負担が大きくなりすぎないかも確認しておきましょう。

Kyokoさんのように、日本人が少ない環境で多国籍の友達と関わり、いろいろな国の文化や学校生活を知ることができる経験は、とても貴重です。

参考元:Kyokoさんのトロント・国際ジュニアキャンプ体験談

しかし、すべての子どもが最初からその環境にすぐ馴染めるとは限りません。

英語力に不安がある子、初対面の人に話しかけるのが苦手な子、海外生活が初めての子にとっては、日本人が少ない環境が大きなプレッシャーになることもあります。

日本人が少ない環境を選べば必ず良い結果になるとは限りません。

大切なのは、お子さまがその環境で挑戦できる状態かどうかです。

もし日本人が少ないプログラムを選ぶ場合は、次のような点を確認しておくと安心です。

困ったときに相談できるスタッフがいるか。
英語に不安がある子へのサポートがあるか。
寮やホームステイでの生活面のフォローがあるか。
同年代の参加者がいるか。
お子さま自身がその環境に前向きか。

英語環境を重視することは大切ですが、安心して過ごせる土台がなければ、子どもが留学そのものをつらく感じてしまう可能性もあります。

まとめ

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子どもの短期留学では、日本人が多い環境がよいのか、日本人が少ない環境がよいのかで迷うことがあります。

日本人が多い環境には、初めて海外へ行く子どもでも安心しやすいという良さがあります。Sayaさんは、日本語で対応してくれる方がいたことで安心して過ごせたとお話ししています。また、保護者様は、小学4年生で親なしの2週間参加だったものの、低学年同士の友達と助け合いながら楽しく過ごせたと話しています。

一方で、Sakiさんのように、日本人が多い環境でも、慣れてくるにつれて日本人同士でも英語を使う場面が増えたり、ジェスチャーを使って海外の方と話せるようになったりすることがあります。

また、Kyokoさんのように、日本人が少ない環境では、多国籍の友達と関わり、それぞれの国の文化や学校生活を知る機会が増えやすくなります。

これらの体験から分かるのは、日本人比率だけで短期留学の価値は決まらないということです。

初めての留学で安心感を重視するのか。
英語を使う機会をできるだけ増やしたいのか。
日本語サポートが必要な年齢や性格なのか。
本人がどのくらい英語環境に挑戦したいと思っているのか。

こうした点を整理することで、お子さまに合った短期留学を選びやすくなります。

※日本人が多い環境でも、出発前に英語を使う目標を決めておくことで、留学中の過ごし方は変わります。

Life Journeyでは、実際に留学を経験した生徒の声を大切にしながら、お子さまの年齢、性格、英語力、海外経験の有無に合わせた留学プランをご提案しています。

日本人が多い環境がよいのか、日本人が少ない環境に挑戦するべきか迷っている場合でも、お子さまに合ったプログラムを一緒に考えることができます。

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