英語が喋られない高校生は海外留学すべきではない?(まず結論)
結論から言うと、英語が得意ではなくても高校留学は可能です。
私たちLife Journeyは留学コンサルタントとして多くの留学支援を行ってきましたが、その中で強く感じるのは、留学前の英語力は確かに大切でも、それ以上に重要な要素があるということです。
実際、英語が弱い状態で留学した多くの高校生たちが、現地で困難を乗り越え、数ヶ月後には自信を持てるようになっています。
このガイドでは、単に「大丈夫です」と励ますだけではなく、月ごとの変化・つらい時期の乗り越え方を具体的にわかりやすくお伝えします。
英語が喋られない状態で高校留学をしても留学中に挽回できる理由
英語が弱い状態でも高校留学が成功しやすい理由は、脳の言語習得の仕組みにあります。
学校で学んできた「教えられた英語」と、現地で毎日使う「実践的な英語」はまったく別物です。留学先では、日本語が存在しない環境の中で、毎日何時間も英語を使わざるを得ません。
その結果、脳は英語を“生きるために必要な言語”として認識し、自然と習得に集中していきます。これが、いわゆるイマージョン効果です。
ここで重要なのは、最初の英語力よりも、選んだ国や学校にESLクラス(英語学習支援クラス)が充実しているかどうかです。
適切なサポート環境があれば、英語が弱い状態からスタートした生徒ほど、その後の伸びが大きくなることも少なくありません。
英語が喋れない状態から高校留学した生徒の英語力の変化例
1~2週目:不安やパニックが起きやすい時期
初日から2週間目までは、先生や同じクラスの人が何を言っているのか理解するのにかなり苦労します。これはまだ耳が英語に全く慣れていないからです。教室では非常に不安を感じて、「本当にこれでできるのか…」と悩むことも多いでしょう。
しかし、それでも、日常生活(ランチタイム、休み時間、ホームステイ)ではなんとか意思疎通ができるなと感じる人が多いです。ボディランゲージ、笑顔、簡単な単語で、コミュニケーションの大部分は成り立ちます。
3~4週目:徐々に友達が増えていきカジュアルな会話用の英語を覚えていく時期
1~2週目は、クラス内で会話する程度の友達が基本ですが、3~4週目は、クラスが終わった後でもよく遊ぶようになる友達が1人、2人とでき始めるのがこの時期です。実際に英語を話すのが苦手な生徒でも、ユーモアがあれば一緒に外出する友達も増えやすくなります。
そういった中での友達との会話の中で、スラングや冗談を覚え始め、日本の学校では習わない表現で会話をすることで、高校生ならではの友情が芽生えたりします。
2ヶ月目:現実的な自分の英語力を感じ始める時期
全てが新鮮だった1ヶ月目が終わり、現実の難しさが襲いかかるのが2ヶ月目です。高校の課題やテストを行っていく中で自分の英語力の低さを実感し、焦りや不安が再び襲い掛かります。
また多くの高校生にとって留学が初めてのホームステイや寮生活となるので、ホームシックのピークもこのタイミングでなりやすいです。毎週の家族との電話通話が、精神的な支えになります。
3~6ヶ月目:自分の英語力で壁を乗り越える方法を覚える時期
2ヶ月目の苦労から英語力が劇的に上がることはないが、3~5ヶ月目は、徐々に英語力が上がっていることを実感してくる時期です。また、自分の英語力だと、どのような方法で学校生活や学校の課題・テストを乗り越えていくべきかということにも、だんだん理解が進んでいき、海外生活に順応していきます。
7~12ヶ月目:英語力の上昇を感じにくいが実際には伸びている時期
英語を喋れない状態で留学を開始してから半年も経つと、基本的な文法や英単語の多くを覚えることができているでしょう。そのため、そこからの時期は英語力の上昇を感じにくい時期に入ります。
しかし実際には、これまで覚えてきたことを繰り返し使い続けることにより自然に英語が口から出てくるようになり、脳内で英語から日本語に翻訳せずに、英語で物事を考えられるように進化しています。
この時期は、英語の基礎を覚えたからこそ、新しく覚えることの難易度が高くなりやすいため、英語力が上がっていないように感じるため、気長に考えることも重要だったりします。
2年目以降:喋れたという成功体験と英語力の自信喪失の繰り返し
英語を喋れない状態で留学を開始してから1年が経ち2年目以降に突入しても、毎日が勉強で完全に英語をマスターできたと感じる日は中々来ません。
難しい英単語、異なるアクセント、聞き取れない程のスピードで話す人、知らない表現やスラング、昔覚えたことを忘れるなど、様々な障害が立ちはだかります。
「もう2年目なのに全然英語ができない…」というように、何度も自信を喪失しますが、同時に英語の本やSNSなどの文章、動画を英語で理解できることが少しずつ増えてきて、「いつの間にか日本語訳がなくても理解できるようになってる!」と、成功体験もたくさん得ていきます。
高校生が英語で喋ること・聞き取ること・書くこと・読むことに壁を感じた時の乗り越え方
方法①:ESL(英語学校)に通う
英語力に不安がある状態で留学した場合は、ESLクラスに通うことが英語力の上昇とメンタルケアのために非常に重要になります。
ESLクラスは、英語学習のためのクラスのため、英語を基礎から自分のレベルに合ったクラスで学習できます。
さらにESLクラスは、同じレベルの生徒たちが集まる場所です。皆が同じような困難を経験しており、完璧な英語を話そうとする必要がなく、このセーフゾーンの存在があなたの留学生活のメンタルを安定させます。
方法②:マンツーマンで英語を学ぶ機会を得る
海外留学でどのような壁を感じるかは人ぞれぞれ異なります。喋れないのが問題なのか、論文などの課題やテストのための英語力なのか、相手の会話が理解できないのか、様々なタイプの問題があります。
そう言った中で、マンツーマンで英語を学ぶ機会を得られる機会は、そう言った人によって異なる問題を解決するために最適です。
英語をマンツーマンで学ぶ機会は、学校やマンツーマンのESLクラス、オンライン英会話スクールなど様々な方法があるので、ぜひ探してみてください。
方法③:良い友達を作ること
英語力に不安を感じた時に、それについて考えることは英語力の向上のために重要ですが、考えすぎてストレスを溜め込むことはあまりよくありません。
そのため、リラックスしてコミュニケーションを取れる友達を作っておくことは、長期的に英語力の向上を期待するために重要な要素であったりします。
また、友達同士の会話で、スラングやジョークを覚えたり、英語に耳がなれることなども期待できるため、良い友達を作ることは英語力にも良い影響を与えます。
まとめ

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最後に、英語が弱いことは、失敗の予兆ではなく、成長の入口です。
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