小学・中学・高校生の留学先を選ぶ前に知っておきたい海外の新しい法律

小学・中学・高校生の留学先を選ぶ前に知っておきたい海外の新しい法律
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この記事の監修者
Picture of Seiwa Yanagi (Life Journey代表)
Seiwa Yanagi (Life Journey代表)

自身の留学・旅・海外就労の経験を活かし、2015年からこれまで5000人を超える世界中の留学生を支援してきました。「未来の留学を創造する」を理念に掲げ、多様な背景を持つ若者たちが、世界のどこでも自分らしく力強く生きられるようサポートを続けています。

プロフィール
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Seiwa Yanagi (Life Journey代表)

自身の留学・旅・海外就労の経験を活かし、2015年からこれまで5000人を超える世界中の留学生を支援してきました。「未来の留学を創造する」を理念に掲げ、多様な背景を持つ若者たちが、世界のどこでも自分らしく力強く生きられるようサポートを続けています。

プロフィール

海外留学を考えるとき、多くの保護者様がまず気にされるのは、費用、治安、学校の質、英語環境、滞在先などではないでしょうか。もちろん、それらはとても大切です。しかし、近年はもう一つ、見逃せないポイントがあります。それが、子どもを守るための法律やルールが、その国でどのように変わっているかという視点です。

特に2024年以降、カナダ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、フィリピン、そしてイギリスでは、子どもに関わる法律や学校ルールに大きな変化が見られます。内容としては、学校でのスマートフォン使用制限、SNS利用年齢の見直し、子どものオンラインプライバシー保護、vaping対策、学校でのメンタルヘルス支援、オンライン安全対策などです。

一見すると、これらは「現地の子どものための法律」に見えるかもしれません。しかし、実際には日本から留学する子どもたちにも大きく関係します。なぜなら、留学生も現地の学校生活、ホームステイ、寮生活、友人関係、オンライン環境の中で生活するからです。

子どもの留学は、英語を学ぶだけではなく、海外の社会の中で安全に過ごし、自分で考え、行動する力を育てる経験です。そのため、留学先の国が子どもをどのように守ろうとしているのかを知ることは、保護者様にとってとても大切な判断材料になります。

この記事では、カナダ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、フィリピン、イギリスで最近変わった子どもに関わる法律やルールを紹介しながら、それぞれの国に留学した場合、子どもの留学生活にどのような良い影響が期待できるのかをLife Journeyの視点で解説します。

※本記事の内容は、各国政府・規制機関などの公開情報をもとに作成しています。ただし、法律や学校ルールは変更される可能性があり、州・地域・学校によって運用が異なる場合があります。実際に留学を検討する際は、最新情報と希望校の規定を必ずご確認ください。

各国で最近変わっている子ども(小学・中学・高校生)関連の法律・ルールまとめ

最近の主な変化子どもへの主な影響留学生活への良い影響
カナダ州ごとに学校でのスマホ・個人デジタル機器制限を強化授業中や学校内でスマホに気を取られにくくなる英語環境に集中しやすく、現地の友達や先生との関わりが増えやすい
アメリカCOPPA改正、州ごとのSNS・スマホ規制子どもの個人情報保護やオンライン安全への意識が高まるSNSやデータ利用に対する学校・家庭の管理意識が強まり、安心して学びやすい
ニュージーランド学校でのスマホ使用禁止、若者のvaping対策強化学校生活でスマホから離れ、健康面のリスクも下がりやすい自然な会話や現地体験に集中しやすく、英語を使う機会が増えやすい
オーストラリア16歳未満のSNS利用制限、幼児教育・保育分野の安全規制強化オンライン上の有害情報やSNS依存から距離を置きやすいリアルな学校生活、スポーツ、アクティビティに参加しやすい環境になる
フィリピン学校でのメンタルヘルス支援を強化する新法学校内で心の健康や相談体制への意識が高まる初めての海外生活で不安を感じたときに、支援を受けやすい環境につながる
イギリスOnline Safety Actの運用強化、学校スマホ禁止ガイダンス、使い捨てvape販売禁止オンライン有害コンテンツや学校内のスマホ利用、vapeへの対策が進む学習・生活・オンライン環境の安全性が高まり、落ち着いて留学生活を送りやすい

子ども(小学・中学・高校生)の留学で「法律の変化」を知ることが大切な理由

子どもの留学は、単に英語を学ぶだけの経験ではありません。現地の学校に通い、海外の友達と関わり、自分で考え、自分の言葉で伝えながら、少しずつ世界の中で生きる力を育てていく時間です。

だからこそ、留学先の国が子どもをどのように守ろうとしているのかを知ることは、非常に重要です。

たとえば、学校でスマートフォンの使用が制限されている国では、子どもが授業に集中しやすくなります。SNSの年齢制限やオンライン安全対策が進んでいる国では、ネット上のトラブルや過度な比較から距離を置きやすくなります。学校内でメンタルヘルス支援が強化されている国では、子どもが不安や悩みを抱えたときに、相談しやすい環境が整いやすくなります。

法律や学校ルールの変化は、子どもの留学生活における安心感、学習環境、人間関係、心の健康に関わる重要な要素です。

注意点として、国によっては全国共通の法律ではなく、州・地域・学校ごとのルールとして運用されている場合があります。そのため、留学を検討する際は、国全体の制度だけでなく、実際に通う学校や地域のルールを確認することが大切です。

カナダ:学校でのスマホ制限が進み、学習に集中しやすい環境へ

カナダの主な変化内容留学生への良い影響
学校でのスマホ制限州ごとに学校内での個人デジタル機器の利用制限を強化授業や英語での会話に集中しやすくなる
vaping対策一部の州で学校環境におけるvaping対策を強化健康面でのリスクから子どもを守りやすくなる
学校の行動規範デジタル機器利用を学校ルールとして明確化留学生もルールを理解しやすく、学校生活に適応しやすい

カナダでは、州ごとに学校でのスマートフォンや個人デジタル機器の使用制限が進んでいます。たとえばブリティッシュコロンビア州では、K-12(幼稚園(Kindergarten)から高校3年生(Grade 12)までの13年間)の学校で個人デジタル機器の使用制限を学校の行動規範に含める方針が示されています。年齢や発達段階、アクセシビリティ上の必要性などにも配慮しながら、学校内でのデジタル機器利用を管理する考え方です。

また、オンタリオ州でも2024年9月1日から、学校でのスマートフォンによる気の散りやvaping(電子タバコのようなもの)への対策を強化する州全体の措置が始まりました。授業中の集中力や子どもの健康を守るための取り組みとして説明されています。

カナダの新法に対するお子様の留学についてのLife Journeyの見解

カナダに子どもが留学した場合、このようなルールは非常に良い影響を与える可能性があります。特に日本から来たばかりの子どもは、英語環境に慣れるまでに少し時間がかかります。その時期に、周りの生徒が授業中ずっとスマホを見ていたり、SNSの通知に気を取られていたりすると、英語での授業に集中することがさらに難しくなります。

しかし、学校全体でスマホの使用が制限されていれば、子どもは目の前の授業、先生の話、クラスメイトとの会話に集中しやすくなります。英語力を伸ばすうえで大切なのは、単語帳を覚えることだけではありません。授業中に先生の指示を聞き取る、グループワークで友達と話す、休み時間に自然な英語を聞く、こうした日常の積み重ねが大切です。

スマホから少し離れた学校環境は、留学生にとって「英語を使わざるを得ない時間」を増やしてくれます。これは、短期留学でも長期留学でも、大きなメリットです。

また、カナダは多文化社会として知られており、英語が第一言語ではない生徒も珍しくありません。そのため、学校生活の中で「完璧な英語を話せないこと」への理解が比較的得られやすい環境があります。そこにスマホ制限のような学習環境の整備が加わることで、子どもがより落ち着いて学校生活に向き合いやすくなると考えられます。

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アメリカ:子どものオンラインプライバシー保護と州ごとのSNS・スマホ規制

アメリカの主な変化内容留学生への良い影響
COPPA改正13歳未満の子どものオンライン個人情報保護を強化子どものデータ利用や広告表示に対する保護意識が高まる
州ごとのSNS規制一部州で未成年のSNS利用に年齢制限や保護者同意を導入SNSトラブルや過度なオンライン依存を防ぎやすい
学校スマホ制限一部州で学校時間中のスマホ利用を制限授業や学校生活に集中しやすくなる

アメリカでは、子どものオンラインプライバシー保護に関する法律が強化されています。アメリカ連邦取引委員会、FTCは2025年1月にChildren’s Online Privacy Protection Rule、いわゆるCOPPAルールの改正を発表しました。この改正では、子どものデータを第三者広告などに使う場合、保護者の同意をより明確に求める方向が強化されています。

また、アメリカでは州ごとに子どものSNS利用や学校でのスマホ利用を制限する動きも広がっています。たとえばフロリダ州では、14歳未満の子どもが一部SNSアカウントを持つことを制限し、14歳・15歳については保護者の同意を求める内容が盛り込まれました。

ニューヨーク州でも、2025年9月からK-12学校で「bell-to-bell」、つまり学校の始まりから終わりまでスマートフォンを制限する州全体の取り組みが始まりました。学校ごとに実施方法を決めながらも、学習環境を守るための共通基準として導入されています。

アメリカの新法に対するお子様の留学についてのLife Journeyの見解

アメリカ留学の魅力は、選択肢の広さにあります。都市部の学校、郊外の学校、スポーツやアートが盛んな学校、大学進学を意識した学校など、子どもの目的に合わせてさまざまな環境を選べます。

一方で、アメリカはSNS、動画プラットフォーム、オンラインサービスの中心地でもあります。子どもたちは便利なデジタル環境に触れやすい反面、オンライン上の誘惑やトラブルにも近い場所で生活することになります。

そのため、COPPA改正のような子どものデータ保護強化や、州ごとのスマホ・SNS規制は、留学生にとっても安心材料になります。特に中学生・高校生の留学では、現地の友達とのコミュニケーションにSNSが関わることも多くなります。オンラインでのやり取りが増えるほど、個人情報、写真、位置情報、メッセージの使い方には注意が必要です。

法律やルールが整備されることで、学校や保護者、プラットフォーム側も「子どもをどう守るか」をより真剣に考えるようになります。これは、留学生にとってもプラスです。

ただし、アメリカの子ども関連ルールは州によって大きく異なります。同じアメリカ留学でも、カリフォルニア州、ニューヨーク州、フロリダ州などで学校ルールやSNS規制の状況が違うため、留学前に必ず地域ごとの確認が必要です。

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ニュージーランド:学校でスマホを離し、自然と学びに向き合う環境へ

ニュージーランドの主な変化内容留学生への良い影響
Phones away for the day学校内でスマホを使用・アクセスしない方針休み時間も含め、現地の友達と直接関わる機会が増えやすい
vaping規制強化使い捨てvapeなどへの規制を強化中高生がvapeに触れるリスクを下げやすい
学校生活の集中環境授業や学校内活動に集中しやすいルール作り英語学習だけでなく、自立心や対人力も育ちやすい

ニュージーランドでは、2024年のTerm 2から、州立・州立統合学校で生徒が学校内でスマートフォンを使用・アクセスしないようにする「Phones away for the day」の方針が導入されました。学校生活の中で気が散る要因を減らし、生徒が学びに集中しやすい環境を作ることが目的です。

また、ニュージーランドでは若者のvaping対策も進められています。使い捨てvapeの販売・供給・製造・流通の禁止など、若者がvapeに触れにくい環境づくりが進んでいます。

ニュージーランドの新法に対するお子様の留学についてのLife Journeyの見解

ニュージーランドは、自然環境の豊かさ、落ち着いた生活環境、比較的少人数での学びを求めるご家庭に人気の留学先です。特に小学生・中学生の留学では、勉強だけでなく、現地の友達との関わり、自然体験、スポーツ、地域のコミュニティに入っていく経験が大切になります。

学校でスマホを使わないルールがあることは、留学生にとって非常に良い影響があります。なぜなら、スマホに逃げる時間が減るからです。

海外に来たばかりの子どもは、最初は英語で話すことに緊張します。休み時間に何を話せばいいか分からず、日本の友達に連絡したり、動画を見たりして時間を過ごしたくなることもあります。しかし、学校全体でスマホをしまうルールがあると、自然と目の前の友達や先生と関わるきっかけが増えます。

スマホに頼りすぎない環境は、子どもが自分の言葉で伝えようとする力を育てます。分からないことを先生に聞いてみる、友達の表情を見ながら会話する、困ったことを英語で伝えてみる。そうした小さな経験が、留学生活の中で大きな成長につながります。

ニュージーランド留学は、英語だけでなく、自然の中で落ち着いて学び、自分らしいペースで成長したい子どもに向いている選択肢です。そこに学校でのスマホ制限やvaping対策が加わることで、より健全な留学生活を送りやすくなると考えられます。

オーストラリア:16歳未満のSNS利用制限で、子どもをオンラインの圧力から守る方向へ

オーストラリアの主な変化内容留学生への良い影響
16歳未満のSNS利用制限対象SNSに対して、16歳未満のアカウント保持を防ぐ合理的措置を義務化SNS依存、比較、不安、有害コンテンツから距離を置きやすい
幼児教育・保育の安全規制写真・動画、デジタル機器、CCTV、虐待疑いの報告などの安全要件を強化親子留学や小さな子どものプログラムでも安全意識が高まりやすい
ECEC施設でのvape禁止幼児教育・保育サービス環境でvape物質や機器を禁止子どもが健康リスクに触れにくい環境づくりにつながる

オーストラリアでは、子どものオンライン安全に関する非常に大きな変化がありました。Online Safety Amendment (Social Media Minimum Age) Act 2024が成立し、対象となるSNSプラットフォームは16歳未満のオーストラリア利用者がアカウントを作成・保持しないよう、合理的な措置を取る義務を負うことになりました。

この制度は、子ども本人や保護者を罰するものではなく、主にプラットフォーム側に責任を求める仕組みとして説明されています。

また、オーストラリアでは幼児教育・保育分野でも子どもの安全に関する規制強化が進められています。2025年9月1日から、早期幼児教育・保育分野で、デジタル技術の安全利用、子どもの写真・動画の取り扱い、保護者同意、CCTV、虐待疑いの24時間報告、vape禁止などの新しい安全要件が始まっています。

オーストラリアの新法に対するお子様の留学についてのLife Journeyの見解

この法律は、子どもの留学生活にかなり大きな影響を与える可能性があります。特に中学生以下の留学では、SNSとの距離感はとても重要です。

海外留学中の子どもは、慣れない英語環境、文化の違い、友達づくりの不安、日本の家族や友達と離れる寂しさなど、さまざまな感情を経験します。そのような時期にSNSを長時間見てしまうと、日本の友達の投稿と自分を比べたり、現地の友人関係に敏感になりすぎたり、オンライン上の反応に気持ちを左右されたりすることがあります。

オーストラリアの16歳未満SNS制限は、子どもたちがオンライン上のプレッシャーから一定の距離を取るきっかけになります。

もちろん、SNSを使えないことに不便さを感じる場面もあるでしょう。しかし、留学の本来の価値は、スマホの画面の中ではなく、現地で実際に人と会い、話し、失敗しながら学ぶことにあります。

オーストラリアは、学校生活、スポーツ、アウトドア、アクティビティが充実している国です。SNSに使う時間が減れば、その分、現地の友達と過ごす時間、英語で会話する時間、外で体を動かす時間が増える可能性があります。

Life Journeyの視点では、オーストラリア留学は、英語学習だけでなく、子どもをSNS中心の生活から一度離し、リアルな体験を増やしたいご家庭にとって魅力的な選択肢になり得ます。

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フィリピン:学校でのメンタルヘルス支援が強化

フィリピンの主な変化内容留学生への良い影響
学校メンタルヘルス法基礎教育機関で学校ベースのメンタルヘルス支援を強化不安や悩みを抱えたときに、相談しやすい環境づくりにつながる
学校カウンセラー体制学校内の支援人材や相談体制の整備を進める方向初めての海外生活でも、心のサポートを受けやすくなる
メンタルヘルス意識向上学校全体で心の健康を重視する流れ英語がうまく話せない時期の不安にも配慮されやすい

フィリピンでは、Republic Act No. 12080、Basic Education Mental Health and Well-Being Promotion Actが成立しました。この法律は、公立・私立の基礎教育機関において、学校ベースのメンタルヘルスプログラムを整備することを目的としています。学校でのメンタルヘルス意識向上、心の健康に関する課題への対応、自殺予防などを推進するものです。

フィリピンの新法に対するお子様の留学についてのLife Journeyの見解

フィリピン留学は、マンツーマン授業が多いこと、英語を話す機会を確保しやすいこと、比較的費用を抑えやすいことから、短期留学や英語力強化を目的とするご家庭に人気があります。特に、英語に苦手意識がある子どもや、まずは英語を話すことに慣れたい子どもにとって、フィリピンは非常に実践的な環境です。

一方で、初めての海外生活では、子どもが不安を感じることもあります。英語が思うように話せない、寮生活に慣れない、食事や生活リズムが日本と違う、家族と離れて寂しい。そのような時に、学校側が子どものメンタルヘルスやウェルビーイングに目を向ける仕組みを持っていることは、とても大切です。

子どもの留学では、「英語が伸びたか」だけでなく、「安心して過ごせたか」「困ったときに相談できたか」「自信を失わずに挑戦できたか」が大切です。

フィリピンの新しい法律は、すべての留学生に直接同じ形で適用されるとは限りません。学校の種類やプログラムによって、サポート体制には違いがあります。しかし、国として学校におけるメンタルヘルス支援を強化していることは、教育現場全体の意識を変えるきっかけになります。

フィリピンで学校ベースのメンタルヘルス支援が広がることは、留学生にとっても心強い変化だと言えます。

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イギリス:オンライン安全、学校スマホ、vape対策が進む教育環境へ

イギリスの主な変化内容留学生への良い影響
Online Safety ActSNS・検索サービスなどに、子どもを有害コンテンツから守るための義務を課すオンライン上の危険コンテンツに触れるリスクを下げやすい
学校スマホ禁止ガイダンス学校が一日を通してスマホ使用を禁止する方針を実施できるよう政府がガイダンスを提示授業、休み時間、友人関係に集中しやすい
使い捨てvape販売・供給禁止2025年6月1日から、オンライン・店舗を問わず使い捨てvapeの販売・供給を禁止若者がvapeに触れる機会を減らし、健康的な学校生活につながりやすい

イギリスでも、子どもを取り巻くデジタル環境や学校生活に関するルールが大きく変わっています。特に注目したいのは、Online Safety Act 2023に基づくオンライン安全対策、学校でのスマホ利用を禁止するための政府ガイダンス、そして2025年6月1日から始まった使い捨てvapeの販売・供給禁止です。

イギリス政府は、Online Safety Actについて、SNS企業や検索サービスなどに対して、違法コンテンツや子どもに有害なコンテンツのリスクを減らすための義務を課す新しい法律だと説明しています。また、Ofcomは、対象サービスに対して子どものリスク評価や安全対策の実施を求めています。

学校スマホについては、イングランドでは学校でのスマホ禁止が法律として一律に定められているわけではありません。しかし、政府は学校が一日を通してスマホ使用を禁止する方針を実施できるよう、ガイダンスを出しています。つまり、法律そのものではなく、学校運営上の方針としてスマホ制限を強める流れと理解するのが正確です。

さらに、イギリスでは2025年6月1日から、使い捨てvapeの販売・供給が禁止されました。政府は、学校の校庭での使い捨てvapeの増加や、若者のvaping、環境問題への対応としてこの禁止を説明しています。

イギリスの新法に対するお子様の留学についてのLife Journeyの見解

イギリス留学は、伝統ある教育制度、英語発祥の地としてのブランド、ヨーロッパ文化へのアクセス、アカデミックな環境を求めるご家庭に人気があります。特に中学生・高校生にとっては、英語力だけでなく、論理的に考える力、自分の意見を伝える力、異文化の中で学ぶ力を育てやすい国です。

その一方で、イギリスでも子どもたちはSNS、動画、オンラインゲーム、スマホによるコミュニケーションの影響を強く受けています。海外留学中は、英語や学校生活への不安から、ついスマホやSNSに頼りたくなることもあります。

しかし、学校がスマホ制限を強めることで、子どもは授業や友達との会話、学校内の活動に集中しやすくなります。スマホが手元にない時間が増えることで、英語で話しかける、分からないことを聞く、クラブ活動に参加するなど、現地でのリアルな経験が増えやすくなります。

イギリスのオンライン安全対策は、留学生が現地でデジタル環境を使いながらも、より安全に学び、生活するための土台になり得ます。

また、使い捨てvapeの販売・供給禁止は、中高生の健康を守るうえでも大切な変化です。vapeは見た目がカラフルで、若者にとって軽く見えやすい一方、健康面や依存のリスクが指摘されています。イギリスで使い捨てvapeへの規制が強まることは、学校生活の中で子どもがvapeに触れるリスクを減らす方向につながります。

ただし、イギリスの学校スマホ制限は、全国一律の法律ではなく、学校ごとの方針によって運用が異なります。そのため、留学前には、希望する学校がどのようなスマホポリシーを持っているかを確認することが重要です。

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各国の法律から見える、これからの子ども留学の方向性

テーマ該当する主な国子どもの留学における意味
学校でのスマホ制限カナダ、アメリカ、ニュージーランド、イギリス授業や友人関係に集中し、英語を使う機会が増えやすい
SNS・オンライン安全アメリカ、オーストラリア、イギリス有害コンテンツ、SNS依存、個人情報リスクから子どもを守りやすい
vaping対策カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス中高生が健康リスクに触れる機会を減らしやすい
メンタルヘルス支援フィリピン初めての海外生活で不安を感じたときに、相談しやすい環境につながる
幼児教育・保育の安全強化オーストラリア親子留学や小さなお子様のプログラムで、安全管理への意識が高まりやすい

今回紹介した6か国の変化を見ると、世界の教育環境は大きく変わってきていることが分かります。

カナダ、アメリカ、ニュージーランド、イギリスでは、学校でのスマートフォン制限が進んでいます。オーストラリアでは、16歳未満のSNS利用制限という大きな制度が始まりました。アメリカでは、子どものオンライン個人情報保護が強化されています。ニュージーランドとイギリスではvaping対策、フィリピンでは学校でのメンタルヘルス支援が進んでいます。

これらに共通しているのは、子どもを「勉強させる」だけでなく、デジタル環境、心の健康、学校生活、人間関係を含めて守ろうとしていることです。

これは、これからの子ども留学を考えるうえで非常に重要な視点です。海外留学は、単に英語を学ぶためだけのものではありません。子どもが日本とは違う価値観に触れ、自分で考え、自分の言葉で伝え、時には悩みながらも成長していく経験です。

その経験をより良いものにするためには、留学先の国や学校が、子どもを取り巻く現代的なリスクにどう向き合っているかを知る必要があります。

国別に見る、子ども留学に向いているタイプ

向いている子ども・ご家庭法律・ルール面で期待できる安心材料
カナダ多文化環境で落ち着いて英語を学びたい子ども学校スマホ制限により、授業と会話に集中しやすい
アメリカ選択肢の多い学校環境で挑戦したい子ども子どもの個人情報保護や州ごとのSNS・スマホ規制が進んでいる
ニュージーランド自然の中でのびのび学びたい子ども学校内スマホ制限により、現地での対面交流が増えやすい
オーストラリアスポーツやアクティビティを通じて英語を学びたい子ども16歳未満のSNS利用制限により、リアルな体験に集中しやすい
フィリピン英語に苦手意識があり、まずは話す練習を増やしたい子ども学校でのメンタルヘルス支援強化により、不安に寄り添う環境が広がりやすい
イギリス伝統的な教育環境やアカデミックな学びに挑戦したい子どもオンライン安全対策、学校スマホ制限、vape規制により、学習環境が整いやすい

今回紹介した子供に対する新法がある国々の短期留学プログラム

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まとめ:子どもを守る国の変化は、留学先選びの新しい判断基準になる

これから子どもの留学を考える保護者様にとって、留学先を選ぶ基準は「英語が学べるか」「費用が合うか」「人気の国か」だけでは不十分になってきています。

もちろん、英語環境や費用は大切です。しかし同時に、現地の学校や社会が、子どものスマホ利用、SNS、オンライン安全、vaping、メンタルヘルスにどのように向き合っているかも、確認しておきたいポイントです。

カナダは、学校でのスマホ制限により、落ち着いて授業に集中しやすい環境が整いつつあります。アメリカは、州ごとの違いはあるものの、子どものオンラインプライバシーや学校でのスマホ制限が進んでいます。ニュージーランドは、スマホを離して学びや人間関係に向き合いやすい環境づくりが進んでいます。オーストラリアは、16歳未満のSNS制限により、子どもをオンライン上の圧力から守る方向に大きく動いています。フィリピンは、学校でのメンタルヘルス支援を強化し、子どもの心の安全にも目を向け始めています。イギリスは、オンライン安全、学校スマホ、vape対策を通じて、子どもがより安心して学べる環境づくりを進めています。

子どもにとって良い留学とは、英語力だけでなく、安心して挑戦できる環境があることです。

ぜひそんな国々に私たちLife Journeyと留学してみませんか?

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