「子どもが学校に行けなくなってしまったけれど、海外留学はできるの?」
「日本の学校にはなじめなくても、海外なら新しい一歩を踏み出せるかもしれない」
「不登校経験のある小学生を受け入れてくれる学校を知りたい」
このようなお悩みを抱えている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学校に通うことが難しくなったとしても、お子さまの学ぶ機会がなくなるわけではありません。
日本での学校生活が合わなかったお子さまにとって、海外の教育環境を知ることは、これからの選択肢を広げるきっかけになるかもしれません。
ただし、不登校経験のある小学生が海外留学を検討する場合、学校の知名度や学費だけでなく、お子さまの状況に合ったサポート体制や滞在方法を確認することが大切です。
そこで今回は、Life Journeyが紹介しているカナダの学校・学区の中から、小学生の不登校留学で検討したい5つの教育機関をランキング形式でご紹介します。
学校ごとの特徴や費用、対象学年、保護者の同行が必要になる可能性についても解説しますので、ぜひお子さまに合った留学先を探す参考にしてください。
小学生の不登校留学におすすめの学校ランキングTOP5
今回ご紹介する学校・学区は、以下の5つです。
| 順位 | 学校・学区名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | デルタ学区 | ブリティッシュコロンビア州 | 公立教育と英語学習支援 |
| 2位 | Pickering College | オンタリオ州 | 少人数教育と生活面のサポート |
| 3位 | Ridley College | オンタリオ州 | IB教育と探究型学習 |
| 4位 | Richmond School District | ブリティッシュコロンビア州 | 少人数教育と親子留学 |
| 5位 | Burnaby School District | ブリティッシュコロンビア州 | 英語学習支援と体験型学習 |
※ランキングは学校の特徴や受け入れ条件などを参考にしたものです。
1位:デルタ学区(Delta School District)

小学生から現地の公立学校で学べる環境が魅力
デルタ学区は、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州に位置する公立学区です。
バンクーバー近郊にあり、住宅地や自然環境が広がるエリアで、現地の子どもたちと同じ学校に通いながら英語を学べる環境が整っています。
デルタ学区では、5〜12歳を対象とする小学校プログラムを案内しており、24の小学校で教育を提供しています。
英語を母語としない子ども向けの学習支援もあり、英語力に不安のある小学生が検討しやすい学区の一つです。
デルタ学区が不登校留学の候補になる理由
デルタ学区の特徴は、公立学校でありながら国際生向けの教育プログラムを設けていることです。
現地の子どもたちと交流しながら学校生活を送れるほか、英語学習者向けの支援を利用できる可能性があります。
また、学区が管理するホームステイプログラムも運営されています。
ただし、ホームステイを利用できる年齢や条件は個別に確認が必要です。
小学生であれば誰でも単身留学できるわけではありません。
不登校経験がある場合には、出願前に現在の登校状況や必要な配慮を学校側に相談しておくことが重要です。
特に、学校生活に対する不安が大きいお子さまの場合は、英語の授業についていけるかどうかだけでなく、困ったときに相談できるスタッフがいるか、無理なく通学を始められるかといった点も確認しましょう。
デルタ学区の費用
2026〜2027年度の公式料金表では、10か月間のプログラム費は17,500カナダドルです。
学区手配のホームステイを利用する場合、年間のホームステイ費13,000カナダドルに加えて、申請料や管理費、後見人費などが設定されています。
公式料金表では、所定のホームステイ関連費用などを含む1年コースの合計額が32,000カナダドルと案内されています。
ただし、保護者が同行する場合には、家族の住居費や生活費を別に計算する必要があります。
デルタ学区は、このようなご家庭におすすめです。
- 現地の公立学校で学ぶ経験をさせたい
- 英語に自信がないため、英語学習支援のある学校を探している
- 私立校と比較しながら留学費用を抑えたい
- 親子留学も含めて検討している
出典:デルタ学区公式サイト「2026〜2027年度の留学費用」
2位:Pickering College(ピカリング・カレッジ)
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一人ひとりに目が届きやすい私立学校
Pickering Collegeは、オンタリオ州ニューマーケットにある私立の共学校です。
幼稚部にあたるJunior KindergartenからGrade 12までの教育を提供しており、少人数教育や体験を通じた学習を大切にしています。
学校公式サイトによると、1クラスの人数はおおむね14〜20人となっており、教員と生徒が関わりやすい環境づくりが行われています。
特に特徴的なのが、学校全体で取り組んでいるGlobal Leadership Programです。
知識を身につけるだけでなく、考える力やコミュニケーション力、他者と協力する力を育む教育を重視しています。
勉強だけでなく、さまざまな活動を通して自分の興味や得意なことを見つけたいお子さまにとって、検討する価値のある学校です。
出典:Pickering College公式サイト「Learning With Purpose」
Pickering Collegeが不登校留学の候補になる理由
Pickering Collegeでは、教員やアドバイザーによる学習面のサポートに加えて、寮生に対する生活・情緒面の支援体制も設けています。
寮生活では、家族のようなコミュニティを形成することを大切にしており、教員の監督による学習時間や共同生活の機会があります。
さらに、寮では約10〜15人の生徒で構成されるグループを設け、スタッフが日常生活をサポートしています。
ただし、寮生活ができるのはGrade 7以上です。
そのため、小学校低学年のお子さまが留学する場合には、保護者との現地滞在を含めた通学方法を検討する必要があります。
また、学校に生活面のサポートがあることと、不登校経験者に特化した支援が受けられることは同じではありません。
お子さまに必要な配慮については、出願前に個別に確認しましょう。
出典:Pickering College公式サイト「Boarding」
Pickering Collegeの費用
2026〜2027年度の料金表では、Junior Kindergarten〜Grade 5の通学生の年間学費・所定費用は41,100カナダドルです。
国際寮生については、Grade 7〜12の年間学費・所定費用が89,400カナダドルと案内されています。
必要に応じて、英語学習支援や保険、制服、教材などの追加費用が発生する場合もあります。
Pickering Collegeは、このようなご家庭におすすめです。
- 少人数教育の環境を重視したい
- 勉強だけでなく、社会性やコミュニケーション力も育んでほしい
- 将来的に寮生活も検討したい
- 私立学校ならではの教育環境を希望している
出典:Pickering College公式サイト「Tuition and Fees」
3位:Ridley College(リドリー・カレッジ)
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子どもの興味や探究心を大切にするIB校
Ridley Collegeは、オンタリオ州セントキャサリンズにある私立の共学校です。
幼稚部から高校までの教育を提供する学校で、国際バカロレア(IB)の教育プログラムを導入しています。
小学生が学ぶLower Schoolでは、Junior KindergartenからGrade 6までを対象に、IB初等教育プログラム(PYP)の枠組みを活用しています。
このプログラムでは、子ども自身が疑問を持ち、調べ、考え、学びを深めることが重視されています。
例えば、身近な社会問題や環境問題などについて、自分たちでテーマを考え、調査し、学習成果を発表する機会も設けられています。
一方的に知識を覚えるだけでなく、自分の考えを表現する学習に関心があるお子さまにとって、魅力のある教育環境といえるでしょう。
出典:Ridley College公式サイト「IB Primary Years Programme」
Ridley Collegeが不登校留学の候補になる理由
Ridley Collegeでは、教科の内容を学ぶだけでなく、子どもが自分の興味や関心を出発点として学びを深める機会が設けられています。
そのため、探究型の学習に関心があるお子さまにとって、検討する価値のある学校です。
また、学校全体では課外活動や寮生活も提供されており、学習面だけでなく生活面を支える仕組みも設けています。
ただし、小学生の単身留学を希望する場合は注意が必要です。
2026〜2027年度の料金表にはGrade 6からの国際寮生料金が掲載されていますが、2027〜2028年度の新規寮生募集はGrade 7以上と案内されています。
小学生の入寮可否は、希望する留学年度を指定して学校に確認する必要があります。
また、不登校経験者に対してどのような個別支援を受けられるかについても、出願前に確認しておきましょう。
Ridley Collegeの費用
2026〜2027年度の基本料金は、Junior Kindergarten〜Grade 3の通学生が年間33,300カナダドル、Grade 4〜6が36,200カナダドルです。
国際寮生の基本料金は年間92,500カナダドルと案内されていますが、対象学年や追加費用の確認が必要です。
学校が提供する基本料金には多くの教育活動が含まれていますが、制服や教材、留学生向けの医療保険などが追加費用となる場合があります。
Ridley Collegeは、このようなご家庭におすすめです。
- 子どもの興味や得意分野を大切にしたい
- 知識の暗記だけでなく、考える力を身につけてほしい
- IB教育に関心がある
- 教育内容を重視して私立校を探している
出典:Ridley College公式サイト「Tuition and Fees」
4位:Richmond School District(リッチモンド学区)

少人数教育と英語学習支援が魅力の公立学区
Richmond School District(リッチモンド学区)は、カナダのブリティッシュコロンビア州リッチモンド市にある公立学区です。
バンクーバー近郊に位置しており、学区内には39の小学校が設けられています。
海外からの小学生も受け入れており、対象学年はKindergarten(幼稚園年長相当)からGrade 7までです。
リッチモンド学区の特徴は、英語を母語としない子どもに対する学習支援と、一人ひとりの学び方を大切にする教育環境です。
学校では英語学習者への指導経験を持つ教員が授業を担当しており、子どもの英語力や学習状況に応じたサポートを提供しています。
また、少人数のクラス編成や、生徒を中心とした学習方法も特徴として紹介されています。
英語での学校生活に不安があるお子さまや、カナダの公立学校で現地の子どもたちと学びたいご家庭にとって、検討する価値のある学区です。
出典:Richmond International Education公式サイト「Elementary Programs」
リッチモンド学区が不登校留学の候補になる理由
リッチモンド学区では、英語を母語としない子どもに対するサポート体制を整えています。
公式サイトでは、子どもの学習スタイルに応じた指導方法や、国際生向けのサポート担当者がいることも紹介されています。
そのため、英語力に不安があるお子さまや、海外の学校生活に初めて挑戦するお子さまが検討できる学区の一つです。
また、リッチモンド学区には海外からの留学生を受け入れてきた教育環境があり、現地の子どもたちと同じ学校で学べます。
ただし、不登校経験者に特化した専門プログラムについては、今回確認した公式情報では明示されていません。
出願前に、これまでの登校状況や必要な配慮を学校側に伝え、受け入れ可能か確認することが大切です。
また、小学生の留学では滞在方法にも注意が必要です。
リッチモンド学区の小学校プログラムでは、保護者がお子さまと一緒に現地で生活することが必須条件となっています。
さらに、緊急時に対応できるカナダ国内のカストディアン(現地後見人)の指定も求められています。
そのため、リッチモンド学区は単身留学よりも、親子留学を希望するご家庭に向いている選択肢といえます。
出典:Richmond International Education公式サイト「Elementary Programs」
リッチモンド学区の費用
リッチモンド学区の2026〜2027年度の公式料金表では、10か月間のプログラム費用が案内されています。
学費と医療保険を含む年間費用は、19,000カナダドルです。
また、5か月間のプログラムでは、学費と医療保険を含む費用が9,800カナダドルとなっています。
| 留学期間 | 費用 |
|---|---|
| 10か月間 | 19,000 CAD |
| 5か月間 | 9,800 CAD |
※上記は学費・医療保険を含む公表額です。保護者の住居費や生活費、渡航費などは含まれていません。
小学生の場合は保護者の同行が必要になるため、実際の留学費用を考える際には、親子で生活するための家賃や食費なども含めて計算しましょう。
リッチモンド学区は、このようなご家庭におすすめです。
- 親子留学を検討している
- 英語学習支援のある公立学校を探している
- 少人数の学習環境を重視したい
- 現地の子どもたちと一緒に学んでほしい
- 私立学校と比較しながら留学費用を抑えたい
お子さまの現在の状況や希望する留学期間に合わせて、学校の受け入れ条件を確認していきましょう。
出典:Richmond International Education公式サイト「Fees and Dates」
Life Journey掲載ページ:カナダ公立中学・高校一覧
5位:Burnaby School District(バーナビー学区)

英語学習支援と体験型学習が充実した公立学区
Burnaby School District(バーナビー学区)は、カナダのブリティッシュコロンビア州バーナビー市にある公立学区です。
バンクーバー近郊に位置しており、学区内には41の小学校と8つの中等学校があります。
バーナビー学区では、KindergartenからGrade 7までの小学生を対象とした国際教育プログラムを提供しています。
特徴的なのが、英語学習者向けのサポートと、さまざまな体験を通じて学ぶ教育環境です。
小学校では、英語や算数、社会、理科に加えて、美術や音楽、体育などの授業が行われています。
また、英語を母語としない子ども向けのELL(English Language Learning)プログラムも提供されています。
英語学習支援では、基本的に同じ年齢の子どもたちと通常の授業を受けながら、必要に応じて少人数で英語の指導を受けることができます。
公式サイトでは、通常は週1〜5時間程度の英語学習支援が行われると案内されています。
そのため、英語力に不安があるお子さまや、現地の子どもたちと交流しながら学びたいご家庭にとって、検討できる学区です。
出典:Burnaby School District公式サイト「Elementary Program (K–7)」
バーナビー学区が不登校留学の候補になる理由
バーナビー学区では、英語学習者へのサポートに加えて、子どもたちが学校生活に参加しやすい教育環境づくりに取り組んでいます。
学区の公式サイトでは、子どもの好奇心や自信を育む体験型学習を重視していることが紹介されています。
また、通常授業に加えて、スポーツや芸術、課外活動などに参加する機会もあります。
そのため、英語学習だけでなく、興味のある活動を通じて学校生活に慣れていきたいお子さまが検討できる選択肢です。
ただし、不登校経験がある場合には、出願前の確認が欠かせません。
バーナビー学区は、学業上・行動上・精神面に深刻な課題を抱えている生徒について、受け入れができない旨を公式サイトに記載しています。
不登校経験があるという理由だけで受け入れ不可になるとは限りませんが、お子さまの状況によっては出願が難しい場合があります。
現在の登校状況や必要なサポートを学校側に事前に伝え、無理なく学校生活を送れるか確認することが重要です。
また、滞在方法についても学年ごとの条件があります。
| 対象学年 | 滞在条件 |
|---|---|
| Kindergarten〜Grade 5 | 保護者との同居が必要 |
| Grade 6 | 保護者または血縁の親族との同居 |
| Grade 7 | 条件付きでホームステイ可能 |
※Grade 7のホームステイでは、学区指定のTrusted Homestay Providerを利用できないなどの条件があります。
特に低学年のお子さまは親子留学を前提に検討する必要があります。
出典:Burnaby School District公式サイト「Application Process」
バーナビー学区の費用
バーナビー学区の2026〜2027年度の公式料金表では、年間の学費は17,375カナダドルと案内されています。
学費以外に、出願料や医療保険などの費用も必要になります。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 年間学費 | 17,375 CAD |
| 出願料 | 250 CAD |
| 医療保険(10か月) | 750 CAD |
| 合計 | 18,375 CAD |
上記は10か月間の学費・医療保険・出願料を合計した金額です。
そのほか、必要に応じて学校用品代や遠足、課外活動などの費用が発生します。
また、小学生の場合は保護者の同行や親族との滞在が必要になる学年があるため、現地の住居費や生活費も別途考慮しましょう。
※上記は2026〜2027年度の公表額です。費用は変更される場合があります。
バーナビー学区は、このようなご家庭におすすめです。
- 英語学習者向けのサポートを重視している
- 現地の公立学校で学んでほしい
- スポーツや芸術などの活動にも参加したい
- バンクーバー近郊で留学先を探している
- 親子留学を検討している
ただし、不登校経験があるお子さまについては、現在の状況や必要な支援を伝えたうえで、受け入れ条件を確認してから検討しましょう。
出典:Burnaby School District公式サイト「Fees & Refunds」
出典:Burnaby School District「2026〜2027年度料金表(PDF)」
Life Journey掲載ページ:カナダ公立中学・高校一覧
小学生の不登校留学に必要な費用は?
今回ご紹介した学校・学区の2026〜2027年度の公表額を比較すると、次のようになります。
| 学校・学区 | 公表されている年間費用の例 |
|---|---|
| デルタ学区 | プログラム費17,500 CAD |
| Pickering College | JK〜G5通学生41,100 CAD |
| Ridley College | JK〜G3通学生33,300 CAD、G4〜G6通学生36,200 CAD |
| Richmond School District | 学費・医療保険込み19,000 CAD |
| Burnaby School District | 年間学費17,375 CAD |
※金額はカナダドル(CAD)表記です。学校ごとに費用に含まれる項目が異なります。
※寮費、ホームステイ費、保護者の住居費、渡航費、保険料などが別途必要になる場合があります。
小学生の海外留学では、学校の学費だけでなく、保護者の同行の有無や滞在方法によっても費用が大きく変わります。
学校に支払う費用だけで比較するのではなく、お子さまに必要なサポートと現地での生活費を含めて予算を考えることが大切です。
Life Journeyでは、留学先の学校選びや留学方法についてご相談を受け付けています。
出典:デルタ学区公式料金表 / Pickering College公式料金表 / Ridley College公式料金表 / リッチモンド学区公式料金表 / バーナビー学区公式料金表
小学生の不登校留学では、学校選びで何を重視するべき?
ここまで5つの学校・学区をご紹介しましたが、ランキングで上位の学校がお子さまにとって最適とは限りません。
不登校経験のある小学生が留学する場合には、特に次のポイントを大切にしてほしいと考えています。
1. お子さま自身が留学に前向きかどうか
海外留学を考えるとき、最初に確認したいのは、お子さま自身の気持ちです。
保護者の方が「環境を変えれば学校に通えるようになるのでは」と考えていても、お子さま本人が海外生活に強い不安を感じていることもあります。
知らない場所で、知らない言葉を使って生活することは、楽しみだけでなく負担にもなり得ます。
だからこそ、海外留学を学校に通わせるための手段として考えるのではなく、お子さまが新しい経験をしたいと思えるかどうかを大切にしましょう。
最初から長期留学を決める必要はありません。
まずは海外の学校生活について親子で話し合ったり、短期プログラムについて調べたりすることから始めてもよいでしょう。
2. 不登校経験について学校と事前に相談できるか
「過去に不登校だったら、海外の学校には入学できないのでは?」
このように心配される方もいるかもしれません。
ただし、入学条件は学校によって異なり、不登校経験があるという情報だけで受け入れ可否を判断することはできません。
出願の際には、これまでの出席状況や学習状況、現在の生活状況、必要な配慮などを確認される可能性があります。
学校によって提供できる支援にも違いがあります。
特に、登校への強い不安や体調面の課題がある場合には、無理なく参加できる環境かどうかを丁寧に確認することが重要です。
学校に入学できるかどうかだけでなく、入学後に安心して生活や学習を続けられるかどうかまで考えておきましょう。
3. 小学生の単身留学が可能か
小学生の留学では、保護者と一緒に渡航する親子留学と、お子さまが単身で渡航する留学を分けて考える必要があります。
カナダ政府の規定では、17歳未満の未成年者は原則として保護者・法定後見人が同行するか、カナダ国内の適切なカストディアン(現地後見人)による保護を受ける必要があります。
さらに、各学校が独自の寮の対象学年や滞在条件を設けている場合もあります。
例えば、Pickering Collegeでは学校自体は幼稚部から教育を提供していますが、寮生活はGrade 7からです。
「小学生を受け入れている学校」だからといって「小学生が一人で留学できる学校」とは限りません。
この違いは、留学先を決める前に必ず確認しておきましょう。
出典:カナダ政府「Studying in Canada as a minor」
4. 英語力に合った教育環境があるか
小学生の海外留学では、英語力も気になるポイントです。
今回ご紹介した学区の中には、英語学習者向けのELLプログラムを提供しているところがあります。
例えば、デルタ学区やLangley学区では、英語を母語としない子どもの学習を支援するプログラムが案内されています。
ただし、具体的な支援内容は学校や学年によって異なります。
英語がほとんど話せない場合には、授業への参加方法や英語の補習体制、困ったときの相談先を事前に確認するとよいでしょう。
英語力だけで留学の可能性を判断せず、どのような支援を受けながら学べるかを確認することが大切です。
出典:Langley学区公式サイト「English Language Learners」
5. 留学後の進路も考えておく
留学は、海外に行くこと自体がゴールではありません。
短期間の体験を経て日本の学校生活に戻るのか、カナダの学校で学び続けるのか、ほかの教育環境を検討するのか。
お子さまの希望や状況によって、さまざまな道が考えられます。
そのため、出発前から帰国後の学習や進路についても考えておくことをおすすめします。
特に、日本の学校への復学や進学を検討している場合には、留学先での在籍や履修内容がどのように扱われるかを、帰国先の学校にも確認しておきましょう。
小学生の不登校留学に必要な費用は?
小学生の海外留学で気になるのが、費用です。
今回ご紹介した学校・学区の2026〜2027年度の公表額を比較すると、次のようになります。
| 学校・学区 | 公表されている年間費用の例 |
|---|---|
| デルタ学区 | プログラム費17,500 CAD |
| Pickering College | JK〜G5通学生41,100 CAD |
| Ridley College | JK〜G3通学生33,300 CAD、G4〜G6通学生36,200 CAD |
| Landmark East School | 最新の小学生向け国際生料金は要確認 |
| Urban Academy | 国際生の年間学費32,300 CAD |
※金額はカナダドル(CAD)表記です。費用の対象範囲は学校ごとに異なり、同じ条件での総額比較ではありません。
※寮費、ホームステイ費、保護者の住居費、渡航費、保険料、入学時の登録料などが別途必要になる場合があります。
このように、公立学区と私立学校では必要な費用に大きな違いがあります。
また、同じ私立学校でも、学習面で個別の支援を提供する学校と、一般的な教育プログラムを提供する学校では教育内容が異なります。
そのため、学費だけで比較することはおすすめできません。
お子さまに必要な学習支援や滞在方法を考えたうえで、実際に必要となる留学費用を確認することが大切です。
特に、小学生の場合は親子留学と単身留学で現地生活費が大きく変わることもあります。
Life Journeyでは、留学に関するご相談を受け付けていますので、希望する学校や期間、予算についてお気軽にご相談ください。
出典:デルタ学区公式料金表 / Pickering College公式料金表 / Ridley College公式料金表 / Landmark East School公式入学案内 / Urban Academy公式料金表
小学生の不登校留学に関するよくある質問
Q. 不登校経験があってもカナダの学校に留学できますか?
不登校経験があるという理由だけで、すべての学校への留学が不可能になるわけではありません。
ただし、各学校の受け入れ方針や出願要件、必要な支援によって判断が異なります。
出願前に現在の状況を共有し、どのような対応が可能か確認することが重要です。
お子さまがどのような環境なら安心して過ごせそうかについても、一緒に考えていきましょう。
Q. 英語がほとんど話せなくても留学できますか?
英語学習者向けの支援を提供している学校・学区はあります。
例えば、デルタ学区やLangley学区では、英語を母語としない子どもの学習を支援するプログラムが案内されています。
ただし、英語力の条件や補習の内容は学年・学校によって異なりますので、個別に確認しましょう。
出典:Langley学区公式サイト「English Language Learners」
Q. 小学校低学年でも子ども一人で留学できますか?
学校やプログラムによって異なります。
小学校低学年の場合、保護者の同行や現地での適切な保護体制が必要となる可能性があります。
カナダの未成年者に関する規定だけでなく、学校独自の滞在条件も確認する必要があります。
カストディアンを手配できれば、どの小学校でも単身留学できるというわけではありません。
出典:カナダ政府「Studying in Canada as a minor」
Q. 小学生の留学にも学生ビザは必要ですか?
カナダ国外から6か月を超える留学をする場合、未成年者も原則として就学許可証(Study Permit)の申請が必要です。
6か月以下のプログラムでは許可証が不要となる場合もありますが、渡航目的や滞在資格などによって必要な手続きは異なります。
また、保護者が同行するかどうかによっても必要書類が変わる場合があります。
申請前には、カナダ政府の最新情報を確認しましょう。
出典:カナダ政府「Studying in Canada as a minor」
Q. 最初から長期留学を目指すべきですか?
必ずしも長期留学から始める必要はありません。
海外生活に不安がある場合には、短期プログラムや親子留学など、ほかの選択肢も検討できます。
大切なのは、期間の長さではなく、お子さまの気持ちや目的に合った経験ができることです。
お子さまのペースを大切にしながら、無理のない留学プランを考えていきましょう。
小学生の不登校留学はLife Journeyへご相談ください!

ここまで、小学生の不登校留学で検討したいカナダの学校・学区をご紹介しました。
海外には、日本とは異なる教育環境や学び方があります。
ただし、環境を変えるだけで必ず学校生活の悩みが解決するわけではありません。
だからこそ、学校の特徴だけで判断せず、お子さまがどのような生活を望んでいるのか、どのような支援が必要なのかを考えながら留学先を選ぶことが大切です。
Life Journeyでは、海外留学を検討しているお子さまと保護者の方からのご相談を受け付けています。
- 不登校経験があるけれど、留学できる学校を探したい
- 小学3年生でも参加できる留学プログラムを知りたい
- 親子留学と単身留学のどちらがよいか相談したい
- 学校ごとの留学費用を詳しく知りたい
- まだ留学するか決まっていないけれど、選択肢だけ知りたい
このような段階でも、お気軽にご相談ください。
お子さまの年齢やご希望、予算、現在の状況などを伺いながら、どのような留学先を検討できるか一緒に考えていきます。
留学を決めてからではなく、留学を選択肢として考え始めた段階からご相談いただけます。
\ 小学生の不登校留学について無料相談受付中! /
Life Journeyの公式LINEから、留学に関するご質問・ご相談を受け付けています。
お子さまに合った学校探しや留学方法について、お気軽にご相談ください。
公式サイト内のLINE相談ボタンからお問い合わせいただけます。
お問い合わせの際には、例えば「小学5年生の子どもが不登校で、カナダ留学について相談したいです」とメッセージをお送りください。
留学をすることも、しないことも、お子さまの将来を考えるうえで大切な選択です。
お子さまの新しい可能性を考えるきっかけとして、Life Journeyにお気軽にご相談ください。







