【保護者向けガイド】アメリカ留学おすすめ寄宿学校5選🗽【ボーディングスクール】

目次

はじめに

お子様の将来を見据え、アメリカの寄宿学校進学をご検討中のご家庭へ

Life Journeyおすすめの中高生向けのアメリカ寄宿学校を5校ご紹介します。いずれの学校も学業水準が高く、留学生の受け入れ実績にも定評があります。各校について、以下の情報をまとめました:

  • 所在地

  • 公式ウェブサイト

  • 年間費用(授業料・寮費等)

  • 地域の雰囲気や治安

  • 学校の特徴

  • 向いているお子様のタイプ

進学にあたっての情報収集の一助として、ぜひご活用ください。

Rivermont Collegiate(リバーモント・コレジエイト) – アイオワ州ベッテンドルフ

公式サイト

rivermontcollegiate.org

基本情報

Rivermont Collegiateはアイオワ州ベッテンドルフに位置する男女共学の私立寄宿学校です。

2歳児から高校12年生まで幅広い年齢を受け入れており、国際的に認められた大学進学準備校として知られています​

年間費用

留学生の年間費用は約68,000ドルで、授業料・寮費・留学生向けサポート費用等を含みます​。
(ご参考ページはこちら
教材費や保険料は別途ですが、奨学金や経済支援制度も充実しており、多くのご家庭が何らかの授業料割引を受けています​。

地域の雰囲気・治安

キャンパスのあるベッテンドルフはアイオワ州東部の静かな都市で、治安が良く落ち着いた雰囲気が特徴です。周辺は住宅街と緑地が広がる中西部らしい環境で、コミュニティの結びつきも強く家族が安心して暮らせる地域です。
学校はアイオワ州内の「Quad Cities(クアッドシティーズ)」地域に位置し、小都市ならではの穏やかな環境の中で学生は安全に生活し学ぶことができます。

学校の特徴

  • 少人数制教育を徹底しており、平均クラス人数は12名できめ細かな指導が行われています​。
  • STEM(科学・技術・工学・数学)教育に力を入れている点も特徴で、同校はクアッドシティ地域で最も優れたSTEM系高校との評価を受けています​。
  • 大学進学実績が非常に高く、卒業生の100%が大学・大学院に進学しています​。
  • 専任の進路カウンセラーによるサポートも手厚く、アイオワ州内でも屈指の進学校として知られています。

 ご参考ページはこちら

どんな子に合っているか

  • 少人数での対話型授業になじみやすい生徒や、STEM分野に興味関心があるお子さんにはぴったりです。
  • 多様な文化背景の友人と交流する機会が多いため、国際的な視野を広げたい積極的なお子さんにも適しています。
  • アットホームな校風ですので、初めての留学で不安を感じる内向的なお子さんでも安心して生活環境に慣れることができます。

Monterey Bay Academy(モントレー・ベイ・アカデミー) – カリフォルニア州ラセルバビーチ

公式サイト

montereybayacademy.org

基本情報

Monterey Bay Academy(通称MBA) はカリフォルニア州北部、モントレー湾沿いのラセルバビーチに位置する男女共学のキリスト教系ボーディングスクールです。

Grade9〜12年生を対象としており、60年以上の歴史を持つスクールでもあります。

太平洋に面した広大なキャンパスを擁し、大自然の中で質の高い教育と人格形成を行っている点で人気があります。

年間費用

留学生の年間費用は約52,000ドルです​。(ご参考ページはこちら

この費用には授業料のほか、寮費(食費込み)、留学生向けサポート費用などがすべて含まれており、入学時にはI-20発行のためのデポジット5,300ドルが別途必要です​。

教材費や部活動費など一部オプション費用は別途発生しますが、兄弟割引や奨学金制度も整っています。(ご参考ページはこちら

地域の雰囲気・治安

キャンパスはサンタクルーズ近郊の海岸沿いにあり、約380エーカー(東京ドーム約32個分)の敷地に1マイル(約1.6km)にも及ぶプライベートビーチを有します​。
太平洋の美しい景色を臨む環境で、生徒たちは海辺の開放的な空気の中、充実した学校生活を送ります。キャンパスは安全なゲーテッドコミュニティ(敷地内立ち入り管理区域)になっており、治安面でも安心です。穏やかな海辺の町ラセルバビーチに位置し、年間を通じて温暖で過ごしやすい気候も魅力です。

学校の特徴

  • 広大な海沿いのキャンパスは生徒の学業と社会性を育むのに理想的な環境であり、実際に屋外活動やマリンスポーツなどユニークな課外活動も盛んです。
  • キャンパス内には自前の飛行場があり航空科学プログラムが提供されるなど、他校にはない体験機会も用意されています。
  • キリスト教(プロテスタント)系の学校であるため精神面での成長も重視しており、「安全で温かな雰囲気の中で生徒を育む」校風です​。
  • 教職員は献身的で面倒見が良く、留学生に対しても英語補習や学習支援を手厚く提供しています。また音楽や芸術プログラム、スポーツなど課外活動も豊富で、生徒は勉強とクラブ活動の両立を図りながら充実した高校生活を送ります。

どんな子に合っているか

  • 自然環境の中でのびのび学びたいお子さん、自主性を持って様々な活動に挑戦したいタイプのお子さんに向いています。
  • キリスト教精神に基づく教育に共感できる生徒であれば尚良く、日々の礼拝やボランティアイベントを通じて精神的成長も遂げたいというお子さんにぴったりです。
  • 比較的穏やかな校風のため、海外留学が初めての生徒やアットホームなコミュニティで安心感を求めるお子さんにもおすすめできます。

Foxcroft Academy(フォックスクロフト・アカデミー) – メイン州ドーバーフォックスクロフト

公式HP

foxcroftacademy.org

基本情報

Foxcroft Academyはメイン州ドーバーフォックスクロフトにある伝統ある男女共学の寄宿学校です。

19世紀(1823年)創立という長い歴史を持ち、地域で初の認可校としての地位を築いてきました。

現在では地元出身の通学生約350名と世界20カ国以上から集まる寄宿生100名ほどが学ぶグローバルな学校です​。ボストンから車で約3〜4時間の場所にあり、雄大な自然と安全な小都市環境が魅力です。

年間費用

留学生は年間約54,000ドルです。これには、授業料、寮費、食費、学生健康保険、ESLコース、洗濯、寝具一式、技術料、1年間のiPad、バンガー国際空港までの往復交通費、SAT試験、AP試験受験料、アクティビティが含まれます。
(ご参考ページはこちら

地域の雰囲気・治安

ドーバーフォックスクロフトは人口4千人台の小さな町で、緑に囲まれた閑静な環境です。メイン州の田舎町ならではの治安の良さと地域の人々の温かさがあり、生徒たちはアットホームなコミュニティの中で過ごします。四季折々の自然が美しく、ハイキングやスキーなどアウトドア活動の機会にも恵まれています。キャンパスも広々としており、開放的で安全な学校生活を送れるでしょう。

学校の特徴

  • 幅広いカリキュラムと国際バカロレア(IB)プログラムの提供が特徴です。(ご参考ページはこちら
  • AP(大学レベル先取り)科目も21科目以上開講しており、理数系から人文社会、芸術まで計140以上の多彩なコースが用意されています​。(ご参考ページはこちら
  •  

どんな子に合っているか

  • 幅広い分野に挑戦したい好奇心旺盛なお子さんに向いています。
  • 穏やかな小都市にある学校なので、大都市圏の喧騒よりも静かな環境で集中したいお子さんや、アットホームな雰囲気の中でしっかりと自立心を養いたい生徒にもマッチします。

The Perkiomen School(パーキオーメン・スクール) – ペンシルベニア州ペンバーグ

公式HP

perkiomen.org

基本情報

The Perkiomen Schoolはペンシルベニア州ペンバーグにある男女共学の大学進学準備寄宿学校です。

フィラデルフィアの北約35マイルに位置する郊外型のキャンパスで、1875年創立の伝統を持ちます。Grade6~12年生を受け入れており、生徒数約360名のうち寄宿生が半数を占めます​。

生徒の約3割が海外からの留学生で、国際色豊かな環境です。

年間費用

年間費用は約75,900ドルです​。(ご参考ページはこちら
この金額には授業料・寮費のほか留学生向けの管理費等が含まれており、在校中に追加で大きな費用が発生しないパッケージとなっています。

地域の雰囲気・治安

ペンバーグはフィラデルフィア都市圏にありながら緑豊かな郊外の町で、治安も良好です。

キャンパスは185エーカーにも及ぶ広大な敷地を持ち、落ち着いた住宅街と森林に囲まれています。

近隣には公園や小さな商店街があり、生徒たちは静かで安全なコミュニティの中で学業に集中できます。フィラデルフィア国際空港から車で1時間程度とアクセスも比較的良く、遠方からの渡航も安心です​。

大都市に近接しつつも喧騒から離れた環境で、子どもたちがのびのびと過ごせるロケーションと言えるでしょう。

学校の特徴

  • 同校は伝統的なリベラルアーツ教育に加え、「医学(Medical)」「起業家精神(Entrepreneur)」「人工知能(AI)」「デザイン(Design)」の各専門インスティテュート(特別プログラム)を設置しており、興味関心のある生徒は高校在学中から専門的な課題研究や実践的プロジェクトに取り組めます​。(ご参考ページはこちら
  • さらに学問を究めたい学生のためにAdvanced Placementコースも27科目提供されています(ご参考ページはこちら
  • 生徒のチャレンジ精神を育む校風でも知られ、「経験こそ最高の教師(experience is the best teacher)」の理念の下、生徒が失敗を恐れず新たなことに挑戦することを奨励しています​。

どんな子に合っているか

  • 将来の進路目標が明確で、高いレベルの学びに挑戦したいお子さんに特に適しています。
  • 医学やビジネス、技術分野など特定の関心分野がある生徒は、Perkiomenのインスティテュートを通じて在学中から専門的な経験を積むことができます。
  • 学業だけでなく課外活動も積極的に取り組みたい、文武両道を目指す意欲的な生徒にも向いています。都会に近い環境のため、将来的にアメリカ東海岸の大学進学を考えている場合にも生活や文化に慣れやすいでしょう。

Cotter Schools(コッター・スクールズ) – ミネソタ州ウィノナ

公式HP

cotterschools.org

基本情報

Cotter Schoolsはミネソタ州ウィノナに所在するカトリック系のボーディングスクールです。

1911年創立と地域に根差した伝統校であり、現在では幼児教育から高校まで一貫して提供する学校法人となっています。寄宿プログラムはGrade7~12年生を対象としており、留学生も多数受け入れています。

ミシシッピ川沿いの風光明媚な大学町ウィノナにキャンパスがあり、敷地内には歴史的な校舎や最新設備の学習棟、学生寮が点在しています。

年間費用

留学生の年間費用は55,000ドル程度です​。(ご参考ページはこちら

2025-2026年度の場合、この費用には授業料、寮費(食事込み)、教科書、スポーツ・活動費、医療保険、ESL(英語補習)やTOEFL対策講座、進路カウンセリング、寮でのアクティビティや休暇時の宿泊対応費用など留学生が安心して生活し学ぶための諸費用が全て含まれています​(ご参考ページはこちら

地域の雰囲気・治安

ウィノナは「島の街(Island City)」とも呼ばれるミネソタ州南東部の美しい町で、ミシシッピ川と湖に囲まれた風光明媚な環境です。

人口約2万5千人ほどの小都市で治安も良く、町全体が学生や家族にとって安全で暮らしやすい雰囲気に満ちています。

地元にはウィノナ州立大学をはじめ複数の高等教育機関があり、教育熱心なコミュニティが形成されています。季節ごとのお祭りやイベントも盛んで、生徒たちは地域社会に溶け込みながら充実した日々を過ごしています。

キャンパス自体もセキュリティが行き届いた安全な空間であり、寮には専任スタッフが常駐して生徒を見守っています​。(ご参考ページはこちら

学校の特徴

  • カトリック系のミッションスクールとして、思いやりや奉仕の精神を大切にしながら、生徒の人格形成に努めています。
  • 寄宿生はGrade7年生の比較的幼い年齢から受け入れているため、寮監や指導教員がまるで家族のように生活面・学習面をサポートしてくれます。
  • 英語が母語でない留学生にはESLクラスや個別指導が提供され、TOEFL対策や大学出願サポートなど留学生支援プログラムも充実しています​。(ご参考ページはこちら

どんな子に合っているか

  • 年齢の若い中学生から受け入れている実績があるため中学卒業後すぐの海外留学にも適しています。
  • 地方の穏やかな町で落ち着いて勉強したい生徒、部活動や地域活動にも参加して充実した学生生活を送りたい生徒に

アメリカボーディングスクールの関連記事はこちら

まとめ

各校それぞれに特色がありますが、共通して言えるのは生徒の成長を支える温かな環境と確かな教育力が備わっていることです。

海外での中学・高校生活は不安も大きいですが、信頼できる学校選びによってお子様の可能性を大きく広げることができます。ぜひ本記事の情報を参考に、お子様に最適な学校を見つける一助としていただければ幸いです。

Life Journeyでは、LINEやメールの無料相談窓口を設けております。小さなお子様も安心して留学できるサポートが充実しておりますので、まずはご相談ください。

>>国際教育コンサルタント「Life Journey」公式サイトはこちら

最新投稿