はじめに
英語を学ぶ場所として、カナダやオーストラリアなどのネイティブ英語圏に加え、フィリピンの英語留学も近年非常に人気です。
でも、こんな疑問を感じたことはありませんか?
「フィリピンの英語ってネイティブとどう違うの?」
「将来的に使える英語って、どこで学ぶのがいいの?」
今回は、フィリピン英語の発音・表現の特徴と、カナダなどのネイティブ圏との違いを比較しながら、目的別の選び方を解説していきます。
そもそも「フィリピン英語」って何?

フィリピンでは英語が公用語として広く使われており、小学校から大学までの教育、ビジネス、行政、メディアなど多くの場面で日常的に使用されています。
特徴としては:
- 発音はアメリカ英語に近い(米国の影響が強いため)
- 文法・語彙も基本的に標準的なアメリカ英語に準拠
- 英語教授法TESOL修了の講師が多く、指導力が高い
- 英語を母語としない「第二言語(Second Language)」として使っている
つまり、ネイティブではないけれど、非常に高いレベルで英語を使いこなす環境だといえます。
フィリピン英語の発音と表現の特徴

フィリピン英語は全体的に明瞭で聞き取りやすい傾向がありますが、いくつかの音に特徴的な違いがあります。
📢 発音の違い
発音変化 | 英単語 | フィリピン英語の発音例 |
f → p | photo | 「ポォト」 |
v → b | very | 「ベリー」 |
z → s | days | 「デイス」 |
th → t/d | think | 「ティンク」 |
-ple/-ble/-cle → o音に近くなる | simple | 「シンポル」 |
🗣 フィリピン特有の英語表現
フィリピンでは、国独自の表現や言い回しも日常的に使われています:
表現 | 意味(標準英語) |
comfort room | トイレ (restroom / bathroom / washroom) |
For a while | ちょっと待って (just a second / hold on) |
これらはフィリピン英語特有の表現なので、他国では通じにくい場合があるため、注意が必要です。
ネイティブ英語圏(カナダなど)との違い
比較項目 | フィリピン英語 | カナダ英語(ネイティブ英語圏) |
発音の特徴 | 一部発音に訛りあり(例:f→p, th→t/dなど) | アメリカ英語に近いが、独自の母音アクセントあり |
発音の明瞭さ | 明瞭でゆっくりめ。初心者に聞き取りやすい | 自然で流暢。リエゾンや省略が多く、慣れが必要 |
語彙・表現 | 標準的だが、独自の表現あり | 豊富なイディオム・スラング・リアルな表現が多い |
英語使用環境 | 教育・ビジネスでは英語使用。現地語と混在する場面も | 生活全般が英語。完全な英語環境 |
フィリピン留学のメリット

💰 費用がリーズナブル!
授業料・滞在費を含めて、欧米留学の1/3〜1/2程度に抑えられることも。
👩🏫 マンツーマンレッスンが主流
グループ授業が多い欧米と違い、1対1でしっかり英語を話せる機会が多いのが魅力。
🗣️ 英語を「使う」ことに集中できる環境
第二言語として学んだ講師が教えるため、英語学習者の気持ちに寄り添った指導が得意。
こんな人におすすめ!

タイプ | フィリピン留学 | ネイティブ圏留学(カナダなど) |
英語に自信がない | ✅ マンツーマンで基礎をじっくり | △ グループ中心・英語漬けが前提 |
留学費用を抑えたい | ✅ コスパ抜群 | △ 滞在費・学費ともに高め |
将来海外進学・就職を目指す | ✅ 英語力基礎作りになる | ✅ 現地でそのまま進学・就職しやすい |
ネイティブ発音に慣れたい | △ フィリピン訛りもあり得る | ✅ リアルな発音が学べる |
まとめ
フィリピン英語はアメリカ英語を基盤とし、明瞭で聞き取りやすいため英語初級者に最適ですが、発音や表現には独自の特徴もあります。
目的やレベルに応じて、ネイティブ圏と効果的に使い分けましょう!
Life Journeyは、これまでさまざまな目的や英語レベルに応じた留学をサポートしてきました。
「英語に自信がないからまずはマンツーマンで学びたい」
「将来はネイティブ圏で学び・働いてみたい」
そんな方一人ひとりに寄り添い、最適なプランをご提案しています。
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