地域によっては、冬はマイナス20度以下になることもあるカナダ。
どんなに気を付けていても風邪を引いたり、予期せぬ怪我をしてしまうことがあります。
そんな時に利用する医療機関が日本と同じとは限りません。万が一に備えて留学する先の医療制度や保険制度は調べておきましょう。
衛生・一般医療事情
カナダの医療は国民皆保険制度を採用しており、原則患者の自己負担はありません。
移民、留学生(ワーキングホリデーを含む)等の加入条件は州によって異なり、場合によっては医療費は有料になり、高額な費用を払うことになります。
カナダ医療の最大の問題は医療機関へのアクセスの悪さと待ち時間の長さです。
カナダで医療を受ける際、主に3つの方法があります。
家庭医、ウォークインクリニック、または緊急外来(ER)を利用することです。
ウォークインクリニック
家庭医を持っていない患者さんが受診できるのは、ウォークインクリニック(ショッピングモール等にある簡易的な医療機関)になります。
ただ、ウォークインクリニックは常に混雑しており、診断を受けるまでに2,3時間以上かかります。また、レントゲン検査機器等を備えていないところがほとんどです。
- 家庭医
家庭医 (ファミリードクター)とは、地域に根ざした開業医のことです。
一般的な医療機関を受ける際に受診することになりますが、数が少なく、予約制で1日の診察人数を制限しているところも多くあります。
また、新規の患者を受け付けていないところも少なくありません。
なので、緊急性が高くない限り治療を受けるまでに数週間から何ヶ月もかかる場合があります。
- ウォークインクリニック
家庭医を持っていない患者さんが受診できるのは、ウォークインクリニック(ショッピングモール等にある簡易的な医療機関)になります。
ただ、ウォークインクリニックは常に混雑しており、診断を受けるまでに2,3時間以上かかります。
また、レントゲン検査機器等を備えていないところがほとんどです。
- 緊急外来(ER)
ウォークインクリニックの診察時間外や、緊急性が高い症状の場合は、緊急外来(ER)を受診することになります。
ERは緊急性の高い患者から診察していくので、緊急性が低いと医者から判断された場合長時間待たされることになります。
カナダ医療情報:緊急連絡先
リンク:在カナダ日本大使館
かかりやすい病気・怪我
- ツタウルシ
北アメリカの東部から中央部に広く分布しています。
森林だけでなく公園や家の裏庭でも自生していることがあります。
触れた場合、ひどい痒みと発疹、水疱などの皮膚炎を引き起こします。
- 狂犬病
コウモリ、タヌキ、キツネなどの野生生物から感染する可能性があるウイルス疾患です。
哺乳類がいても決して触らないようにしてください。
- 交通事故
カナダの人の運転は日本に比べて荒いです。
特に冬になると地面が凍結し事故が多発します。
状況によってはすぐにその場から逃げれるように周囲の確認を怠らないようにしてください。
参照:外務省サイト
救急車システム
ブリティッシュコロンビア州での緊急搬送
救急車を呼んだ場合 CA$50 (5,371円)
救急車で搬送された場合 市内で最低 CA$848 (91,100円)
アルバータ州での緊急搬送
救急車を呼んだ場合 CA$250 (26,857円)
救急車で搬送された場合 CA$385 (42,360円)
*アルバータ在住ではない方は、搬送してもしなくても救急車を呼んだ際にプラスCA$200かかります。
引用リンク:Alberta
オンタリオ州での緊急搬送
救急車を呼んだ場合 CA$45 (4,834円)
救急車で搬送された場合 CA$240 (25,783円)
引用リンク:Government of Ontario
まとめ
Life Journey = 人生の旅
Step Forward and Live Your Life! ー「その一歩があなたの人生を変える」
カナダは独自の健康保険システムを採用しており、保険に加入していれば、無料で受けることができます。
ただし、留学生、旅行者としてカナダにいる場合、思いがけない怪我や病気に見舞われた際に現地の人と同じ金額で医療サービスを受けれるとは限りません。
ならないことが一番大切ですが、もしもの為に保険に加入しておくことはとても大切です。
もし、保険について何か不安等あれば是非当社のカウンセラーにご相談ください。
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