「カナダ留学」
と一言で行っても、都市によって街の雰囲気や気候、街のシステムなど大きく異なります。ご自身の好みや留学中に学びたいことなどに合わせて都市を選ぶことが理想の留学への第一歩となります。
「カナダのどの都市に留学しようかな…」とお考えの方必見!
カナダの各都市に在住するLife Journeyスタッフがそれぞれの都市のリアルを解説いたします!
Toronto
【トロント留学向きな人】
- 都会が好きな人
- インターナショナルな環境に身を置きたい人
- エンタメが好きな人
【都市の特徴】
トロントはオンタリオ州に位置するカナダ最大の都市です。経済・文化・芸術の中心地であり、ダウンタウンは高層ビルが軒を連ねます。都会的な街並みですが、オンタリオ湖やトロントアイランドをはじめ、多くの公園が街中にあり、自然に触れることもできます。
非常に多国籍・多文化であり、世界各国からの移民が共存しているのが一つの特徴です。各国の祭日・祝日にはイベントが行われることが多く、住んでいるだけでインターナショナルな経験をすることができます。
北米のプロスポーツチームの本拠地となっていたり、様々な美術館・博物館、CNタワーなどの観光名所も数多くあることから、アクティビティに飽きることはありません!
【気候】
トロントは日本と同様、四季があり季節ごとに様々なアクティビティを楽しむことができます。
夏は日本に比べて短く、蒸し暑くなく比較的涼しい印象です。ただし、日本のように全ての家にエアコンがある訳ではないので、滞在先によっては過酷な環境になる場合もあります。町全体は活気づき、レストランなどはパティオと呼ばれるテラス席を夏限定で設けます。
冬は長く、気温が-20℃を下回るほど冷え込む日もあります。雪も多く、寒さ対策としてスノーコートやスノーブーツは必須です。冬になると至る所にスケートリンクがオープンするので、気軽にスケートを楽しむことができます。
【トロント在住スタッフからのおすすめポイント】
– プロスポーツ観戦
– トロントは北米4大スポーツの内、アイスホッケー・野球・バスケットボールの3つのスポーツのチーム本拠地となっています。特に野球(MBL)とバスケットボール(NBA)の試合をカナダ国内で見ることができるのは、唯一トロントだけです!どのスタジアムもダウンタウンの中心部にあるので、アクセスが簡単にできます。
– 各国の食文化やイベント
– 前述の通り、トロントは移民が多く、各国の食文化・イベントを楽しむことができます。アジアやラテンの国をはじめ、日本ではあまり耳にしない国のレストランがあったり、様々な文化に触れることができます。もちろん日本食レストランも数多くあり、日本食が恋しくなっても困ることはありません。
Vancouver
【バンクーバー留学向きな人】
- 自然・アウトドアアクティビティ派
- 人と関わる仕事でしっかりと稼ぎたい
- 極寒は苦手
【都市の特徴】
バンクーバーは、西海岸に面する最大の都市です。2010年には、冬季バンクーバーオリンピックが開催されました。都会の様子もありながら、ダウンタウンから徒歩圏内でビーチ、バスで30分程度の距離にハイキングやスノースポーツなどが楽しめる山があるような自然に囲まれた地形となっています。
アジア文化も浸透していて、日本・韓国・中国・ベトナム料理などが気軽に楽しめます。また、日本の食材も手に入りやすいので、留学初心者におすすめとも言えるでしょう。
日本人や韓国人などの留学生も多いですが、バンクーバーでの出会った友達は切磋琢磨しあえる仲間となるでしょう。
バンクーバーは観光業や飲食業が盛んな都市です。夏になると観光・飲食関連の求人が一気に増え、英語を使って接客している留学生の方もよく見かけます。
【気候】
春・夏は、カラっとした晴れの日が続きます。夏の最大平均気温は30度程度で日本のような湿気が全くないため快適な夏を過ごすことができます。
11月から3月ごろにかけて雨季になります。「レインクーバー」とも呼ばれ、曇りの日、雨の日が一気に増えます。「晴れの日や少しでも太陽が見えたら、外にでて太陽を浴びる」というスタイルや、日光浴のために真冬でもタンクトップで外に出る人もいるというのもバンクーバーならではかなと思います。
バンクーバーの冬の最低気温は-0度ほどで、平地の方では雪はほとんど降りません。
雨の日が続きますが、カナダの人はほとんど傘を差しません。フードのついた服、レインジャケット、防水の靴などがあると便利かもしれません!
【バンクーバ在住スタッフからのおすすめポイント】
都市部と自然との近さがバンクーバーのおすすめポイントです。
Microsoft、Lululemonなどの大企業のオフィスやショッピング・レストランが集まる都会とビーチ、ハイキング、サップ、カヤック、サイクリングなどのアウトドアアクティビティができる自然が隣合わせな環境です。おすすめのアクティビティは、Stanly Parkでのサイクリング。1周10kmのコースの間に都会の高層階ビル→海越しに見える山々→ビーチと景色が変化します。バンクーバーを感じられるアクティビティです!
バンクーバーは、都会と自然のいいとこ取りをしたい方、勉強や仕事の息抜きとしてアウトドアアクティビティを気楽に楽しみたい方におすすめの留学都市です。
Montreal
【モントリオール留学向きな人】
- 英語+フランス語を学びたい人
- オシャレな街で生活をしてみたい人
- 日本人が少ない環境で学びたい人
【都市の特徴】
モントリオールは東部に位置するケベック州の最大都市です。モントリオールの最大の特徴は、フランスを感じられる街並みや文化です。モントリオールではフランス語が公用語のため、標識やメニュー、地下鉄のアナウンスなどはフランス語が主体に使われています。英語も幅広く使われていますが、フランス語に触れる機会が多く、またフランス語のプログラムも充実しているため、生活や学習を通じて、両言語を身につけるチャンスがあります。
建物はフランス文化の影響を強く受けており、歴史を感じられるヨーロッパ風のオシャレな街並みが魅力的です。またモントリオールはアートの街としても有名であり、ストリートアートが数多く見られたり、ユニークなデザインの建築や美術館でアートを楽しむことができます。
他の都市と比べて日本人の割合が少ないため、日本人が少ない環境で学びたい、生活したい方にはおすすめの留学先です。
【気候】
四季がはっきりしており、一年を通して寒暖差が大きいのが特徴的です。夏の気温は、25~30℃まで上がり、比較的湿度が高いため、蒸し暑さを感じます。一方で、冬は寒さが厳しく、-20、30℃まで冷え込む日もあります。そのため、厚手のジャケットやスノーブーツなど防寒対策が必須です。しかし、モントリオールは世界最大とも言われるほど地下街が発達しており、地下鉄や地下街を上手く活用することで外での滞在時間を減らすことができます。寒さの厳しいモントリオールですが、室内はとても暖かく設備が整っているので、地下街の利用や防寒対策をしっかりすることで冬でも快適に過ごせることができます。
【モントリオール在住スタッフからのおすすめポイント】
英語とフランス語のバイリンガルな環境がおすすめポイントです。先ほども述べた通り、フランス語が公用語であるため、フランス語に触れる機会が多くあります。英語と同時にフランス語が学べる環境であるため、フランス語にも興味があるという方にはおすすめです。
また言語だけでなく、建物や街並みからもフランス、ヨーロッパの雰囲気が感じられるというのもモントリオールならではのポイントです。旧市街には石畳の道路にヨーロッパ風の美しい建物が並び、のんびり街を散策するのも一つのモントリオールの楽しみ方です。
Ottawa
【オタワ留学向きな人】
- 自然やアウトドアアクティビティが好きな人
- カナダの文化や歴史に触れたい人
- 費用を抑えたい人
【都市の特徴】
オタワは、カナダの首都であり、トロントとモントリオールの間に位置する都市です。首都であることから、国会議事堂や首相府などがあり、政治の中心としての役割を果たしています。この国会議事堂は、観光スポットの一つとしても有名で、美しい歴史的な外観が特徴的です。
オタワの街は自然に囲まれており、世界遺産に登録されているリドー運河をはじめ、広大な公園や緑地が広がっています。
また、国立美術館や国立歴史博物館など、文化施設が充実しており、カナダの豊かな歴史と文化を堪能することができるのも一つの特徴です。
トロントやバンクーバーなどの大都市と比べると、物価や家賃がやや安いため、費用を抑えることができます。
【気候】
オタワも同様に年間を通して、寒暖差が大きい地域です。春や秋は穏やかな気候が続き、夏は30℃まで気温が上がる日もありますが、比較的過ごしやすい気温です。
冬は寒さが厳しく、-20℃近くまで下がることもあります。街の中央を流れるリドー運河は凍り付き、世界最長の天然のスケートリンクへと変化します。その他にも、スノートレイルなど冬のアクティビティが充実しているため、防寒対策をしっかり行えば、冬を最大限に楽しむことができます。
【オタワ在住スタッフからのおすすめポイント】
オタワのおおすすめポイントは、イベントや観光スポットを通して、四季の変化が楽しめる点です。
春にはチューリップフェスティバルが開催され、毎年100万株もの色とりどりのチューリップが市内を彩ります。
暖かい季節には街中を流れるリドー運河にて、ボートやカヌー、
川辺でのサイクリングなどのアクティビティを満喫できたり、美しい水辺でのんびりとした時間を過ごすことができます。
上記でも述べたように、冬になると、リドー運河は巨大なアイススケートリンクに変身し、多くの人々で賑わいます。
このように自然豊かなオタワならではの季節ごとに異なる景色やアクティビティが楽しめるという点がとても魅力的です。
最後に
今回は、トロント、バンクーバー、モントリオール、オタワの4つの都市について解説しました。
カナダの中でも、都市によって特徴や街の雰囲気などは大きく異なり、それぞれ違った魅力があります。留学の目的や留学先でやりたいことなどを明確にし、自分に合った留学先を選びましょう。
Life Journeyでは、カナダに在住するスタッフがカウンセリングを担当しています。各都市ごとの留学生活に関する質問など、お気軽にお問い合わせください。