「大きなスーツケースは用意したけど、どんな持ち物が必要なの?」
「現地調達できるのかな?」
「これは持っていっていいのかな?空港での持ち物チェックで困るのは嫌だ」
「あれこれ入れすぎてスーツケースがもう一杯…」
などなど…荷造りでは色んな心配事やギモンがあれこれ出てきます。
この記事では、そんな悩みを解決すべく、留学に必ず持って行かなければいけない必須アイテムから、あると便利な持ち物、さらに持って行ってはダメなものまで、短期・長期留学に対応した持ち物リストを留学経験者が厳選してご紹介します!
留学に必須の持ち物
まずは絶対必要な持ち物から。
- パスポート
パスポート これがなければ日本を出国することもできません。 お盆、お正月のシーズンはパスポートセンターが込み合うので、早めに申請・取得、また必要な方は更新をして有効なパスポートを取得しておきましょう。
- 現金、クレジットカード、その他カード類
海外はキャッシュレス社会ですので、現金よりもカードを利用するシチュエーションが多くあります。
念の為、カードは一種類ではなく2〜3枚、現金は数カ所に分散させておくのがポイントです!現金は日本円で3〜5万円程度を外貨に変えて持っておくと安心でしょう。
- 入学許可書、現地学校から送られてきた各種書類
意外と忘れやすい持ち物です。全てプリントアウトして手荷物として用意しておくようにしましょう。
また国やビザによって入国審査時に残高証明(英文)の提示が必要な場合があります。
- SIMフリーの携帯電話、スマートフォン
現地到着までにトラブル(飛行機の乗り継ぎミスや遅延など)が発生した際の連絡手段として必要です。
海外での使用方法などは出発前までに携帯電話会社に確認しておきましょう。SIMフリー端末なら現地のSIMカードを購入してそのまま携帯を使用することも可能です。
>>【渡航前にSIMカード&電話番号GET!】PhoneBoxとは?
留学にあると便利な持ち物
- ノートパソコン、タブレット
学校にもパソコンを使える施設がありますが、自分専用のものがあれば便利。
留学先でも購入は可能ですが、言語設定や説明書が英語のため、日本で購入したものがおすすめ。
- 国際運転免許証
必須ではありませんが、海外での身分証明書の代わりになるため、運転免許証をお持ちの方は、渡航前に発行し持参すると便利です。
ちなみに渡航先で運転したい場合は、日本の運転免許証も合わせて必要になるので忘れずに。
- 留学先国対応電源プラグ(ソケット)、変圧器
日本とコンセントの形が異なる国は多く、また国によっては電圧も異なります。
事前に確認し、必要なものを事前に購入しておきましょう。
- 下着・衣類
季節や地域によって調整できるもの、また海外では基本的に洗濯は週1回なので、1週間分程度の着替えを用意しておくこと。
ヒートテックなどの肌着があると重宝します。
日本の気候と違い、夏でも朝晩の寒暖差が激しい地域もあるので、さらっと羽織れるものがあるとより便利です。
- タオル
留学先の国でも購入できますが、到着直後から必要になってくるので持っていくと安心。軽くてかさばらないガーゼタオルがおすすめです。
- 洗面用具や歯ブラシ・歯磨き粉、シャンプー・ボディソープなど
海外の製品は日本人の肌に合わないなどの問題があるので、短期留学の場合にはあらかじめ用意しておきたい持ち物。長期の方も、一週間分は持っていくと良いです。
- 化粧品、日焼け止め
こちらも海外でも購入することはできますが、上記と同じく肌に合うものを…と思うと見つけるのはなかなか難しかったりします。自分に合うものが見つかるまでのある程度持参しておくと良いでしょう。
- 洗濯ネット
実は海外では入手困難な持ち物のひとつ。海外の洗濯機・乾燥機はパワーが強く衣類が傷みやすいため、安くて質の良い日本製の洗濯ネットは重宝します。
- 筆記用具
飛行機内での入国カードや税関申告書などを記入にも役立つ持ち物、常に携帯できるようにしておきましょう。
特にシャーペンやボールペンは価格・品質から見ても、日本から持ってくるのがおすすめ。
- 雨具(折りたたみ傘)
海外の天候は到着まで読めない場合が多く、また日本の雨具は海外に比べて質がいいので、日本で調達しておくべき持ち物ですね。
- カバン・バッグ類
通学用、小旅行用にあると便利です。
教科書などの教材はなかなか重いので、リュックサックなどひとつあると持ち物をまとめて入れておけるのでおすすめです。
- スリッパやサンダル
海外の滞在先は土足で部屋に入ることが多く、室内用にスリッパやサンダルがあると便利です。留学だけでなく、近隣諸国への小旅行にもおすすめの持ち物ですね。
- 生理用品
現地調達可能ですが、海外製は日本のものに比べると劣ります。できるだけ持っていくと良いでしょう。
- ホストファミリーへのお土産
ホストファミリーへのお土産は、高いものでなくて大丈夫です。100円均一やドラッグストアで販売されている日本特有の便利グッズや、高品質な文房具、和柄の小物(手鏡や小物入れなど)、地元の絵葉書やご当地キャラのキーホルダーなど、そのお土産を元に話が盛り上がるようなものがおすすめです。
<その他、人によって必要なもの>
・薬類、英文の診断書
痛み止め(頭痛、腹痛など)や風邪薬、肌の弱い方などは肌にあう薬など、日本での普段の生活で使い慣れている薬があれば持ち物にいれていきましょう。処方箋を伴うお薬がある場合、英文の診断書も添えて持参しましょう。出発前までにかかりつけ医に依頼し、発行してもらうようにしましょう。
・メガネ、コンタクト、コンタクトケア用品
視力が悪い人は必須ですね。現地調達も可能ですが、やはり使い慣れたものが良いでしょう。
・スーツ、フォーマルウェア
留学先の国で就職活動など働くことを考えているなら。
実は持っていかなくても良いモノ
・必要以上のマスク
現地で購入できます。初めの1〜2週間分で充分でしょう。
・大量の服や靴
服や靴はかさばりますし、現地で自分のファッションの好みも変わることが多いです。また結局現地で買いたくなることが多いので、必要最低限以上は持ってこなくて良いでしょう。
・日本食品
留学先の国によってはアジアンマーケットなどで日本食品が購入できるので、割高ですがわざわざ日本から持って来なくても良いことがほとんどです。
日本食を持ち込むときは、フリーズドライやふりかけ、ティーバックなどがおすすめ。種が有る物や加工されていない食材などは要注意です。
・電子辞書
スマホで充分です。
持って行ってはダメなもの
海外に物を持ち込む際に通過する税関では、持ち込んでよいものとダメなもの、申請が必要なものなどが細かく決められています。基本的に、その国の生態系や環境を害する植物や害虫、伝染病などから国を守るため、またはテロなどを未然に防ぐという2つの目的があります。
よって、世界共通で持ち込みに対し注意が必要なものは、
・お酒
・タバコ
・食べ物
・植物
・生き物
・危険物(武器になりえるもの) などです。
危険物(武器になりえるもの)に関して、銃やナイフなど明確に「武器」とわかるものはもちろん持ち込み禁止ですが、護身用の催眠スプレーなども危険物扱いです。
また、持ち込みに対する制限は、国によってその詳細が異なります。詳細は各国の大使館や移民局で「検疫」のページを確認するようにしましょう。
まとめ
留学における荷造りの基本は、「できるだけ少なく」「できるだけ軽く」です。
無理になんでもかんでも持って行かなくても、留学先で購入できるものも多々ありますので、原則、「悩んだときは持って行かない」というのがおすすめです。
また重いスーツケースを持っての移動はとても大変。ですから必要最低限の荷物で、より快適で後悔しない荷造りを目指しましょう!
航空会社によって違いますが、預ける事ができる荷物には制限が設けられており、重量制限を超過した分に対して、1キロ毎に超過料金が発生するので注意が必要です。
以上を参考に留学に向けて最終の荷造りを行って行きましょう。
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