| クレジットカード | デビットカード | VISAプリペイド | |
|---|---|---|---|
| 安全性 | ◎(補償が強い) | ◯ | ◯(使いすぎ防止) |
| 使いすぎリスク | △ 高い | ◯ 低い | ◎ ほぼなし |
| 親の管理しやすさ | △ | ◯ | ◎ |
| トラブル時(盗難など) | ◎ 対応しやすい | ◯ | △ やや弱い |
| 海外での使いやすさ | ◎ 一番便利 | ◯ ほぼOK | △ 使えない場面あり |
| おすすめ度 | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
大人の海外留学においては、クレジットカードを持つメリットがデメリットより大きくなりやすいですが、子供が海外留学で使う場合は、デメリットの方が目立ちやすいと言えます。
もし、すでにデビットカードやプリペイドカードを持っている場合は、クレジットカードを緊急用以外で持たせる理由はほとんどありません。
デビットカードは、「必要な分だけ使う」という感覚を身につけやすく、海外留学中の金銭管理の練習にも向いています。
また、ここでカードの使い方を覚えたり、セキュリティコードを他人に教えない・見せないといった大切な知識を身につける機会にもなるでしょう。
プリペイドカードは、わかりやすく表現するとSuicaのような電子マネーのように事前に入金した金額だけ使えるというものです。
近年では、お子様用の利用状況を保護者さまが確認できるタイプの家族カード(後ほどオススメカードを紹介します)のようなものもあり、デビットカードよりもお子様の無駄遣いを防ぎやすいという特徴があります。
| クレジットカード | デビットカード | VISAプリペイド | |
|---|---|---|---|
| 小学生 | × | ◯ | ◯ |
| 中学生 | × | ◯ | ◯ |
| 高校生 | △ | ◯ | ◯ |
小学生に与えるカードは、デビットカードやVISAプリペイドのように、入金した分だけ使えるカードが適切です。
小学生は、金銭感覚の常識や自制心という面でまだ未成熟な時期です。
そのため、限度額まで使えてしまうクレジットカードを持たせるのはおすすめできません。
無駄遣いが心配であれば、短期留学の場合は1日ごとに必要な金額だけ入金する方法が安心です。
長期留学であっても、1週間・2週間ごとにこまめに入金することで、使いすぎを予防しやすくなります。
ただし、入金回数が増えると送金手数料も増えやすいため、安全性とコストのバランスを見ながら調整することが大切です。
中学生に与えるカードも、小学生と同様にデビットカードやVISAプリペイドが適しています。
中学生になると、食事や飲み物にどの程度お金を使うと使いすぎなのかを、ある程度理解できる年頃になります。
とはいえ、大人でも使いすぎてしまうことがあるクレジットカードを持たせるのは慎重に考えるべきでしょう。
短期留学であれば、出国前に必要な金額をまとめて入金し、資金管理を学ぶ機会として見守る方法がおすすめです。
長期留学の場合は、1か月ごとの入金がひとつの目安です。
より心配な場合は、2週間ごとの入金でも良いでしょう。
高校生に与えるカードも、小学生や中学生と同様に、デビットカードやVISAプリペイドのような、使える額が管理しやすいカードが適切です。
はっきり言うと、大人の海外留学であっても、デビットカードがあればクレジットカードが必須になる場面は多くありません。
念のためクレジットカードを持たせても良いとは思いますが、その場合は以下のようなルールを決めておくと安心です。
このようなルールを事前に共有しておくことで、無駄遣いの予防につながります。
| 使えるお店の多さ | 特徴 | |
|---|---|---|
| VISA | ◎ 一番オススメ | 世界1位のシェア(200カ国以上で利用可能)で最も広くカバー |
| Mastercard | ◎ ヨーロッパに強い | <為替レートが有利なことも|コストコ行くなら必要 |
| AMEX | △ 都市部ならOK | 小規模店舗だと使えないことも多い |
| JCB | △ 観光地ならOK | 使える場所もあるが海外留学に向いてるカードではない |
お子様の海外留学では、カードは1枚だけでなく2枚以上持たせることを強くおすすめします。
ブランドとしては、VISAかMastercardが最も使いやすい選択肢です。
これからカードを発行する場合は、同じブランドで2枚作るか、VISAとMastercardを1枚ずつ持たせるのが良いでしょう。
例えば、同じVISAカードでも発行会社によっては使えない店舗があります。カード会社ごとのセキュリティ対策によって、特定の状況や店舗では決済できないことがあるからです。
だからこそ、異なる会社から発行されたカードを2枚用意しておくことで、1枚目で決済できなくても2枚目で対応しやすくなります。
また、別々の場所に保管しておけば、一方を紛失した場合でも、もう一方で支払いを続けることができます。
こうした理由から、私たちはカードの複数枚持ちを強くおすすめしています。
Life Journeyが子供の海外留学用におすすめしたいカードは、Wiseデビットカードと、
三井住友の「かぞくのおさいふ」というプリペイドカードです。
この2枚は、海外での使いやすさと、保護者の管理のしやすさのバランスが良く、未成年の留学用カードとして相性の良い組み合わせです。
以下では、それぞれのカードの特徴について、もう少し詳しく見ていきます。
Wiseの大きなメリットのひとつは、料金体系がわかりやすいことです。
隠れた手数料なしの明確な価格設定を掲げており、両替時にはミッドマーケットレート(市場の実勢レート)を基準にした公平な料金で両替できます。
海外留学では、送金手数料や決済手数料だけでなく、為替レートの上乗せも負担になりやすいため、コストが見えやすいことは大きな安心材料です。
Wiseカードは、海外留学時にネット決済や現地店舗での支払いに使いやすく、対応地域ではATM利用も可能です。
特に、必要な分を入れて使う感覚を持ちやすいことは、小中高生の海外生活における安心材料のひとつになります。
Wiseでは、アプリやブラウザのマイページへログインすることで、どこで・いくら使ったかを確認しやすいという利点があります。
もともと海外利用を前提に作られているサービスであることを踏まえると、Wiseはお子様の海外留学に持たせるカードの有力候補と言えるでしょう。
「かぞくのおさいふ」の最大のメリットは、保護者が子どものお金を管理しやすいことです。
保護者さまが利用できる機能として、以下のようなものがあります。
留学中の子どもに生活費やおこづかいを持たせる場合でも、状況を把握しやすいことは大きな安心材料です。
さらに、残高は家族間で移動できる仕組みがあり、必要な分だけ渡したい場合にも使いやすくなっています。
海外でお子様にカードを持たせる時に最も心配なのは、使いすぎではないでしょうか。
その点、「かぞくのおさいふ」には、月間利用額が指定額を超えた場合のメール通知や、インターネットショッピング利用の可否設定などのコントロール機能があります。
この機能によって、保護者さまはLINEで何度も確認しなくても、通知を通して落ち着いて見守ることができます。
「かぞくのおさいふ」は、満6歳以上(小学生以上)であれば申し込み可能です。
そのため、小学生・中学生・高校生の留学にぴったりのカードと言えます。
海外留学が終わったあとも、初めての自分のカードとして、お金の管理を学ぶ練習用カードとして活用し続けるのも良いでしょう。

Life Journeyでは、小中高生の海外留学において、お子様が安心して現地で生活できることと、保護者さまが日本からでもお金の管理をしやすいことの両方が大切だと考えています。
そのため、留学用のカードを選ぶときは、単に知名度やブランドだけで決めるのではなく、海外での使いやすさ・使いすぎにくさ・保護者の管理のしやすさをバランスよく見ることが大切です。
特に海外留学では、カードを1枚だけ持たせるのではなく、メインカードとサブカードの2枚を用意しておくことをおすすめします。そうすることで、決済エラーや紛失など、万が一のトラブルが起きたときにも落ち着いて対応しやすくなります。
今回ご紹介した中では、海外での使いやすさや外貨管理のしやすさを重視するならWise、家族による見守りや使いすぎ防止を重視するなら三井住友カードの「かぞくのおさいふ」が有力な選択肢です。
お子様の年齢や留学先、そして保護者さまがどこまで利用状況を把握したいかに合わせて、無理のない形で準備を進めることが、安心できる留学生活につながります。
ぜひ、お子様に合った2枚のカードの組み合わせを検討し、安心して海外留学をスタートできる環境を整えてあげてください。