

このページをご覧いただき、本当にありがとうございます。 Life Journey代表の柳生和(Seiwa Yanagi)でございます。

この場を借りて、私自身の自己紹介と、数少ない多国籍の国際教育コンサルタントとして活動するLife Journeyが、どのように誕生したのか。そのストーリーを少しお話しさせてください。
私は両親が中国人で、移民の子どもとして日本で生まれ、日本人として育てられました。 教育熱心な両親のもと、小学生のころから多くのスポーツや習い事をさせられ、毎日のようにスケジュールが詰まった多忙な幼少期を過ごしました。 ただ、勉強はあまり得意ではなく、常にクラスや学年では下位を取っていた子どもでした。
中学から高校まではプロサッカー選手を目指し、選手権に出場するため、強豪校でサッカーに没頭する日々を送っていました。 そしてサッカーを通して、次第に海外で生活することや、世界の中で自分を試してみたいという気持ちが芽生え始めたのも、この頃です。けれどその一方で、協調性が無かった自分は、日本の学校や社会の「みんなと同じであることが良い」「周りに合わせて行動するのが当たり前」という前ならえの教育に、どこか強い違和感や息苦しさを覚えていたのも事実です。そうした価値観に染まれなかった私は、学校や部活でどこか浮いた存在だったように思います。


中学から高校まではプロサッカー選手を目指し、選手権に出場するため、強豪校でサッカーに没頭する日々を送っていました。 そしてサッカーを通して、次第に海外で生活することや、世界の中で自分を試してみたいという気持ちが芽生え始めたのも、この頃です。けれどその一方で、協調性が無かった自分は、日本の学校や社会の「みんなと同じであることが良い」「周りに合わせて行動するのが当たり前」という前ならえの教育に、どこか強い違和感や息苦しさを覚えていたのも事実です。そうした価値観に染まれなかった私は、学校や部活でどこか浮いた存在だったように思います。

そんな中、高校生の時にオーストラリアとニュージーランドに短期留学をする機会を得ました。今まで中国と日本を何度か行き来したことしかなかった私にとって、初めて触れた多様な文化や価値観、そして自由に自分を表現しながらお互いの違いを自然に楽しむ同世代の若者たちの姿は、大きな衝撃でした。
その体験がきっかけとなり、高校卒業後は日本を離れ、海外の大学に直接進学することを決心しました。
自分の「当たり前」がいかに狭いものだったのかを思い知らされ、もっと広い世界を見たい、もっと違う価値観の中で自分を試してみたいという気持ちが強く芽生えました。
そして日本の高校を卒業後は、イギリスやオーストラリアなど複数の国からも多くの入学許可をいただきましたが、卒業後の現地就職も見据え、最終的にはカナダの大学へ進学する道を選びました。
カナダの大学では、世界中から集まった学生たちと共に学び、多くの仕事を経験し、多国籍のプロジェクトやイベントを運営し、国際コミュニティ作りに力を注ぎました。互いの意見をぶつけ合い、ときにはぶつかりながらも信頼を築く経験は、日本では得られなかったものでした。また海外で暮らす中では、人種差別を受けることも少なくなく、生活の上での困難も数多く経験しましたが、それらに立ち向かい、自分の意見や存在をしっかり主張し、乗り越えることで、私は確実に強くなることができました。 そうした姿勢や国際コミュニティでへの貢献を評価され、大学から最優秀留学生として表彰を受けたことは今も大きな誇りです。


またカナダでの生活の中で、英語にだけでなく、フランス語に自然と触れ、さらに自分のルーツである中国語、仕事を通してスペイン語やフランス語も使い、気づけば日英中西仏の5ヶ国語を操るようになっていました。
今では世界中どこに行っても、その国の人と言葉で繋がれることが自分の最大の財産です。


大学を卒業した後は、まずカナダのロッキー山脈にある美しいバンフ国立公園で仕事をしながら多くの山に登り、大自然の中で過ごしました。そして「もっと世界を見てみたい」という思いから、バックパッカーとしてさまざまな国を旅し、さらにノマドワーカーとしてパソコン一つで仕事をしながら旅を続け、多くの人と出会い、多様な文化や価値観に触れてきました。 どこに行っても違うのが「当たり前」であり、そんな違いを理解し、尊重し、受け入れながら自分自身も変わっていく。それは机の上では決して学べない、生きた学びでした。



その後、再びカナダへ戻り、保険会社、Eコマース企業、金融会社、マーケティング会社、営業、教育業、さらには映画のエキストラなど、本当に多様な業界で仕事をしてきました。 多国籍の同僚たちと共に働き、結果を出すために必死で考え、動き、信頼を築いてきた時間は、私の人生にとってかけがえのない大きな糧です。
そしてその後、長年の夢だったカナダでの永住を実現し、2024年には念願の市民権を取得することができました。
その後、再びカナダへ戻り、保険会社、Eコマース企業、金融会社、マーケティング会社、営業、教育業、さらには映画のエキストラなど、本当に多様な業界で仕事をしてきました。 多国籍の同僚たちと共に働き、結果を出すために必死で考え、動き、信頼を築いてきた時間は、私の人生にとってかけがえのない大きな糧です。
そしてその後、長年の夢だったカナダでの永住を実現し、2024年には念願の市民権を取得することができました。

そして今、振り返ると——
私は大学生だった2015年、トロント大学で開催される国際サマースクールの仕事を始めてから、気づけば2025年の今でちょうど10年を迎えました。
当初は留学生たちのアクティビティや生活をサポートする現場カウンセラーとして、この仕事に関わり始めましたが、次第にスーパーバイザーとして、プログラム全体の企画や運営にも携わるようになり、気がつけば数えきれないほど多くの留学生たちと時間を共にしてきました。


これまでに私がサポートしてきた子どもたちは、日本をはじめ、メキシコ、コロンビア、フランス、スペイン、台湾、中国、韓国、ベトナム、イタリアなど、本当にさまざまな国から来ています。その数はこの10年で5000人を優に超えます。当時10歳だった子が今や20歳に、15歳だった子が25歳になり、中には結婚して子どもを持つようになった子もいます。 最初は不安そうな表情で親に連れられてやってきた子が、仲間と笑い合い、言葉がうまく通じなくてもジェスチャーで気持ちを伝え合い、文化も国籍も違う友達と肩を組んで写真を撮る姿は、何度見ても胸を打たれる光景です。
これまでに私がサポートしてきた子どもたちは、日本をはじめ、メキシコ、コロンビア、フランス、スペイン、台湾、中国、韓国、ベトナム、イタリアなど、本当にさまざまな国から来ています。その数はこの10年で5000人を優に超えます。当時10歳だった子が今や20歳に、15歳だった子が25歳になり、中には結婚して子どもを持つようになった子もいます。 最初は不安そうな表情で親に連れられてやってきた子が、仲間と笑い合い、言葉がうまく通じなくてもジェスチャーで気持ちを伝え合い、文化も国籍も違う友達と肩を組んで写真を撮る姿は、何度見ても胸を打たれる光景です。

そんな子どもたちが大人になり、時折SNSやメッセージで「今はこういう事をしてるよ」「家族ができたんだ」と報告をくれると、あの時のあどけない笑顔がふと重なり、胸が熱くなります。 今も、同じ志を持つ頼れる仲間たちと共に、私はサマーキャンプや留学の現場に立ち続けています。小学生から中高生まで、多くの留学生に笑顔を届け、一緒に笑い、時には少し背中を押しながら、彼らが世界の中で一歩を踏み出す瞬間を見守ることが、私にとって何よりのやりがいです。

10年という時間は決して短くはありません。その間に、私自身もたくさんの挑戦と失敗を繰り返し、悩み、また前に進んできました。 けれど子どもたちの成長する姿、そしてそれぞれの国へ帰ってからも誇らしく自分の道を歩む姿に触れるたび、この仕事を選び、続けてきて本当に良かったと心から思います。

しかし同時に、私はこの10年以上の間に日本の留学業界の課題を何度も目の当たりにしてきました。
これまで本当に多くの子どもたちや保護者の方と関わり、留学の計画や現地での様子を見守ってきた中で、日本では留学がまだまだ「カウンセラーが全てを準備してくれる安心なもの」、「英語を身につけるためだけのもの」、「カウンセラーに頼りっきりで、何もかもやってもらえるもの」として扱われることが少なくない現状に、強い違和感を持つようになりました。
もちろん、留学前後に手厚くサポートをしてくれる存在は大切です。
ですが、本来海外での学びというのは、決して安全なレールの上をただ歩くだけのものではありません。
言葉や文化の違いに戸惑い、悩み、失敗し、それでも自分の頭で考えて一歩ずつ進むからこそ、かけがえのない経験になるのです。
しかし同時に、私はこの10年以上の間に日本の留学業界の課題を何度も目の当たりにしてきました。 これまで本当に多くの子どもたちや保護者の方と関わり、留学の計画や現地での様子を見守ってきた中で、日本では留学がまだまだ「カウンセラーが全てを準備してくれる安心なもの」、「英語を身につけるためだけのもの」、「カウンセラーに頼りっきりで、何もかもやってもらえるもの」として扱われることが少なくない現状に、強い違和感を持つようになりました。 もちろん、留学前後に手厚くサポートをしてくれる存在は大切です。 ですが、本来海外での学びというのは、決して安全なレールの上をただ歩くだけのものではありません。 言葉や文化の違いに戸惑い、悩み、失敗し、それでも自分の頭で考えて一歩ずつ進むからこそ、かけがえのない経験になるのです。

これまで数多くの子どもたちを送り出し、現地で共に過ごし、成長を見届ける中で、私ははっきりと感じてきました。
受け身の留学ではなく、自分で考え、自分で選び、自分で挑戦していくプロセスこそが、子どもたちを何倍も大きくする。
むしろその過程で悩み、時に失敗しながらも自分の道を切り拓いていく経験があるからこそ、その後の人生でどんな壁にぶつかっても前を向いて進んでいけるのです。
「このまま、日本人にとっての留学が“何もかもカウンセラー任せの安心パッケージ”として消費されてしまっていいのだろうか」
「もっと主体的に、自分の頭で悩み、行動し、成長する本物の留学が必要なんじゃないか」

これまで数多くの子どもたちを送り出し、現地で共に過ごし、成長を見届ける中で、私ははっきりと感じてきました。
受け身の留学ではなく、自分で考え、自分で選び、自分で挑戦していくプロセスこそが、子どもたちを何倍も大きくする。
むしろその過程で悩み、時に失敗しながらも自分の道を切り拓いていく経験があるからこそ、その後の人生でどんな壁にぶつかっても前を向いて進んでいけるのです。
「このまま、日本人にとっての留学が“何もかもカウンセラー任せの安心パッケージ”として消費されてしまっていいのだろうか」
「もっと主体的に、自分の頭で悩み、行動し、成長する本物の留学が必要なんじゃないか」そんな想いが少しずつ積み重なり、やがて揺るぎない確信となって、私は同じ志を持つ仲間たちとともにLife Journeyを立ち上げました。
「Life Journey(人生の旅)」という社名には、私自身が留学を経験し、多くの国を旅してきたからこそ、留学をただの学びの場としてではなく、自分の人生をもっと自由に楽しむための旅にしてほしい——そんな願いを込めています。
そして実は、初期のロゴデザインも自分自身で考え、形にしました。それほどまでに、この会社は私にとって思い入れの深い、自分の人生そのものともいえる存在です。

今では、日本チームに加え、中国語圏の留学生をサポートするチーム、スペイン語圏の留学生を支えるラテンチーム、そして世界中のあらゆる国からの留学生を支援するグローバルチームがあり、私たちは世界各地の留学生が夢への第一歩を踏み出すお手伝いをしています。 私たちは、留学を変え、常識を変え、未来の留学を新しく創造したい。
「未来の留学を創造する」
ーーそれがLife Journeyの根幹にある想いです。
今では、日本チームに加え、中国語圏の留学生をサポートするチーム、スペイン語圏の留学生を支えるラテンチーム、そして世界中のあらゆる国からの留学生を支援するグローバルチームがあり、私たちは世界各地の留学生が夢への第一歩を踏み出すお手伝いをしています。 私たちは、留学を変え、常識を変え、未来の留学を新しく創造したい。
「未来の留学を創造する」
ーーそれがLife Journeyの根幹にある想いです。

Life Journeyでは、「ライフコーチ・メンター」という独自の仕組みで、私たちが一方的に引っ張るのではなく、子どもたち自身が自分の人生の旅を主体的に歩んでいけるように寄り添い、伴走することを大切にしています。
世界中から集まる仲間たちと共に学び、多様な文化や価値観を自然に受け入れながら、どこにいても胸を張って自分らしく生きられる力を育む。それこそが、これからの時代に最も必要な「未来を生き抜く力」だと確信しています。

これからも私は、そしてLife Journeyは、もっと多くの子どもたちに挑戦の機会を届けていきます。
プログラムや提携国や提携教育機関をさらに広げ、より多様な選択肢を用意し、一人でも多くの子どもたちが未来の自分に自信を持って進んでいけるようサポートしていきます。
もしこのページを読んで、「少しでも気になる」「挑戦させたい」「子どもに世界を見てほしい」と感じていただけたなら、それは未来への大きな第一歩です。
どんな小さなことでも構いません。
サマースクールだけでなく、中高留学や親子留学、お子さまが大人になったときの海外大学進学、語学留学、インターン留学、ワーキングホリデーなど——留学全般について、どうぞ気軽にご相談ください。
Life Journeyは、あなたと、そしてあなたのお子さまの未来にそっと寄り添い、共に新しい人生の旅を創っていくパートナーです。
その旅の一歩を、いつか一緒に踏み出せる日を心から楽しみにしています。
Life Journey 代表
